[PL]第20節 トッテナム・ホットスパー vs リヴァプール

2020-2021 プレミアリーグ 第20節

Tottenham Hotspur 1 – 3 Liverpool

Stadium:トッテナム・ホットスパー・スタジアム
通算戦歴:30勝13敗6分(勝率:63%) 

得点
45分:ロベルト・フィルミーノ(Reds)
47分:トレント・アレクサンダー=アーノルド(Reds)
49分:ピエール・エミール・ホイビュア(Spurs)
65分:サディオ・マネ(Reds)

トッテナム・ホットスパー
FW ソン、ケイン(46’ラメラ)、ベルフワイン(81’ベイル)
MF ドハーティ、ホイビュア、エンドンベレ、オーリエ(46’ウィンクス)
DF デイビス、ダイアー、ロドン
GK ロリス
sub:ハート、アルデルヴァイレルト、サンチェス、シソコ、モウラ、ヴィニシウス

リヴァプール
FW マネ、フィルミーノ(87’オリギ)、サラー
MF ミルナー、ワイナルドゥム、アルカンタラ(78’ジョーンズ)
DF ロバートソン、ヘンダーソン、マティプ(46’フィリップス)、アーノルド
GK アリソン
sub:ケレハー、ツィミカス、ウィリアムス、チェンバレン、南野、シャキリ

ミスがまた重なったとはいえ
勝てる気がしねえよ

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失点までは良かった

 さあ、プレミアリーグの後半戦が始まった。DAZNのオープニングの特別感のあるムービーなんでアウェーチームのだけやねん。どっちかに肩入れすんなよ。と思いながら試合に入りました。

 負傷の報道もあったデイビスは間に合ったらしく、今日も3-4-3を採用した。レギロンのいない左ウイングバックにはドハーティが入った。あとは予想通りだ。

 3バックを採用した狙い。まずリヴァプールの3トップに同じ人数をぶつけること、そして最大の武器であるサイドバックの攻撃参加に対して明確にWBを当てることだ。守備時に5枚になることで大きなサイドチェンジにもついていけていたし、危ない場面はあれど上手くやれていた方だ。

 そんな守備のことを考えたフォーメーションだけど、腰が引けすぎていたわけでもない。守るときには5-3-2のような形で、ケインとソンは出来るだけ高い位置でカウンターを狙おうと下がりすぎない意識でプレーをしていた。そのため、ボールを奪ってからの怖さは維持できていた。

 が、ロスタイムに失点してしまった。マネにあっさりと裏を取られ力のないクロスを上げられた。問題なく処理できるようなものだったのに、ロリスとダイアーがお互いに任せてしまい後ろにいたフィルミーノに詰められた。防げた失点だった。これで我々のプランは崩れた。

 さらに前半のうちに何度か足を痛そうにしていたケインがハーフタイムで交代になってしまった。詳細はわからないがオーリエはロッカーで揉めてスタジアムを飛び出したというニュースも出ている。オーリエも交代となり、早くも2枚のカードを切ってしまった。ラメラとウィンクスだ。

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 後半の立ち上がり、スパーズの悪い癖が出た。さあ点を取りに行くぞとスイッチを入れると途端に守備が緩くなる。わずか2分で失点してしまった。このゴールは明確なミストは言いにくいが、簡単にマネに前を向かれたドハーティの対応はよくなかった。そもそも全体的にドハーティは良くなかったよね。

 ケインを失い2失点目を献上し、暗くなったムードをホイビュアが鮮烈なミドルで吹き飛ばした。あれだけピッチを走り回ってボールを刈り取っては、ついにはボール回しの中心にもなり点も取れるのかよ。いうことないですよホイビュアには。

 まだ1点差なら頑張れたが、致命的な3失点目が65分。アーノルドのアーリーすぎるクロスにロドンが対応を誤ってマネに詰められた。解説が言うように難しいプレーではあるけれど、失点に直結する判断ミスはいただけない。こんなに明らかなミスから失点しているようじゃ、リヴァプールには勝てないよな。

 ケインがいなくなった後半は、予想通り攻め手を欠いた。最前線で待つソンにはボールが入らず、ベルフワインは上手くボールを受けていたがその先はない。サイドバックの攻撃はイマイチでラメラがもたらしたものは何もなかった。

 終盤にベイルが出てきて、案の定、運動量は少なくて、右に大きく張ってボールを待つことが多かったけど、足元にボールを送りさえすれば何か起こしてくれそうな期待感はあった。少なくとも目の前の選手はドリブルで剥がしていた。それも結局チャンスには繋がらず、追撃弾が生まれる気配すらなく終わってしまったが。

 ケインの交代はあんまり言い訳にしたくない。少なくともこの試合に関してはリヴァプールだってファン・ダイクをはじめとした計算の立つセンターバックが軒並みいない状況なのだから。にも関わらず、まともな攻撃を繰り出せない残りの選手たちにがっかりした。恒例となったケインの冬休みを今年はどうやって乗り切るつもりなのだろうか。

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