[PL]第24節 マンチェスター・シティ vs トッテナム・ホットスパー

2020-2021 プレミアリーグ 第24節

Manchester City 3 – 0 Tottenham Hotspur

Stadium:エティハド・スタジアム 

得点
23分:ロドリ(Citizens)
50分:イルカイ・ギュンドアン(Citizens)
66分:イルカイ・ギュンドアン(Citizens)

トッテナム・ホットスパー
FW ソン、ケイン、ラメラ(72’ベイル)
MF ホイビュア、モウラ(46’シソコ)、エンドンベレ(64’アリ)
DF デイビス、ダイアー、サンチェス、タンガンガ
GK ロリス
sub:ハート、アルデルヴァレルト、ドハーティ、ウィンクス、ベルフワイン、ヴィニシウス

マンチェスター・シティ
FW フォーデン、ジェズス(80’マフレズ)、スターリング
MF ギュンドアン(69’トーレス)、ロドリ、シウバ
DF ジンチェンコ、ラポルテ、ストーンズ、カンセロ
GK エデルソン
sub:シュテフェン、ディアス、ウォーカー、メンディ、ガルシア、ドイル、アグエロ

うん。完敗だったね。というか惨敗だったね。

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今はこれ以上望めないよな

 どこのチームがシティを止められるのか。もう少し調子が良ければスパーズはその期待を背負ってエティハドに乗り込んだところだが、結果が出ていない上に過密日程ということでモウリーニョも「明日は休みにするから今日だけは頑張ってくれ」とお願いするような状況である。

 概ね予想通りのスタメンの中にサプライズはジェフェット・タンガンガ。オーリエの不在とドハーティの不調を受けての起用だ。使われ方が完全に秘密兵器。普段は全く出てこないのにここぞというゲームでは突然登場してくる最後の希望だ。

 ボールを保持するシティに対し、11月の対戦の時ほど引く姿勢は見せなかったスパーズ。あの時は6バックのような形でスペースを埋めていてかなり抑えられていたと記憶しているが、今日はそこまで下がらなかったので、サイドバックとセンターバックの間のスペースを使われることに苦戦していた。

 ここ数試合でモウリーニョは方向転換をしたらしく、守備重視の速攻一閃スタイルから、ボールを握って重心は前のめりなスタイルを目指している。だからこそ引きすぎないようにケインとモウラは前線に残っていたが、今日は90分を通じて効果的な攻撃が全く繰り出せなかった。

 ケインやラメラがボールを持って時間を作っても守備から攻撃に切り替えている選手が少なくて遅いので次がない。モウラは単純なパスを繋げずにすぐにボールを失ってしまう。ああいうことをされると守備の選手は怖くて上がれなくなる。モウラについては守備もいい加減だったので交代は妥当だったと思う。シソコだったのかは議論の余地があるけど。

 3失点したとはいえ、今日は露骨なミスから失点したわけじゃない。タンガンガは守備専門にすれば十分計算の立つ選手になってる。デイビスはスターリングに完全敗北していたから、レギロンがいたらと思ってしまったが、彼なりにやれることはやっていたと思う。

 ダイアーとサンチェスも要所で体を張って何点分かは防いでいた。ギュンドアンの2点目のサンチェスはもう少し頑張って欲しかったが、大きなミスというには酷かなと思う。他のCBなら、少なくとも追いついていないだろうし。願わくばロリスが1つでも止めていてくれたら流れは違ったかもしれない。3点とも触っていたから。

 今のチーム状況や疲労度等を加味すると、何をどう変えればよかったと言えるような試合じゃなかった。またバックパスが多くなっていたところは気になったし、気持ちの部分で逃げてしまっているのは改善すべきポイントだが、あまりにもシティは強かった。11月にスパーズに負けてから、リーグ戦ではリードすらされていないなんてありえるのかよ。

 近づけてもいない力の差を見せつけられて苦しいけど、今はシティのことなんて考えている余裕はないよね。しっかり休んでまた次の戦いに備えていかないと、去年以下の順位になってしまう。まだ巻き返せると信じていたい。

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