[PL]第33節 フルハム vs トッテナム・ホットスパー

2020-2021 プレミアリーグ 第33節

Fulham 0 – 1 Tottenham Hotspur

Stadium:クレイブン・コテージ 

得点
19分:トシン・アダラバイヨ(OG)(Spurs)

トッテナム・ホットスパー
FW ソン、ケイン、ベイル(67’モウラ)
MF ホイビュア、アリ(67’シソコ)、エンドンベレ(75’ラメラ)
DF デイビス、アルデルヴァイレルト、サンチェス、ドハーティ
GK アレオラ
sub:ハート、ダイアー、タンガンガ、レギロン、ウィンクス、ヴィニシウス

フルハム
FW マジャ
MF ルックマン、H・リード、ロフタスチーク(64’アンギッサ)、レミナ、カバレイロ(71’ミトロビッチ)
DF ロビンソン(75’ブライアン)、アンデルセン、アダラバイヨ、アイナ
GK アレオラ
sub:アゴスト、テテ、リアム、コンゴロ、B・リード、オノマー

良くはなかったけど、勝てました。

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勝ちには値していなかった

 前の対戦はフルハムにクラスターが発生し日程変更となった試合で、今回はスパーズがカラバオカップを勝ち上がったことによる前倒し開催だ。毎回思うんだけど、クレイブン・コテージの低くて独特なカメラの高さは他のクラブにない風情だよね。見やすくはないけど、趣があって良い。そういう意味でも、ぜひ残留を勝ち取ってほしい。

 両サイドバックとトップ下が今日のローテーションの対象になった。先発からケイン、ソン、ベイル、アリが揃ったのはこれが初めてのことだ。アリに限っても、開幕戦以来のプレミアスタメンとなった。ようやくここまで来たね。

 積極的にプレスをかけてくるフルハムにスパーズは苦しんだ。ロフタスチークが中心になり、ボールを保持して攻めてくる。こちらの問題は奪った後の1つ目が繋がらないことだ。効果的にカウンターも打ち出せず、かといってボールを落ち着けることも出来ないのですぐに回収されてはまた受けに回る。

 特に後半はずっとそうで、今シーズン何回も見てきた終盤の失点は覚悟して見ていた。2列目が比較的ボールを受けに下がったことで、ケインはいつもよりは高い位置をキープしていた。でもそうすると結局運べなくなる。一人で持っていけるレギロンの不在も大きかったと思う。

 ひたすら攻められて、ついにネットは揺らされるもこれはVARでハンドとされた。厳しすぎる判定だと思ったけど、攻撃側は触れたら問答無用でハンドになるらしいね。知っていたはずなのに忘れてた。運良く失点とはならなかったが、サンチェスの慌てたいい加減なクリアがそもそも原因だった。この場面以外は良かったのに、これがもし失点だったらいつものサンチェスだなと台無しになるとことだったよ。

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 試合を通じてみると、引き分けか負けが妥当な気もするが、いい面もあったとは思う。先発抜擢のアリは交代の時間までにピッチ上で一番走っている選手だったし、得点もほぼアリのゴールと言って良いものだった。やっぱりアリ、ソン、ケインの3人は完成されている。他の選手が関わる時よりもお互いを見つけるのが早い。エリクセンがいた頃が少し懐かしくなった。

 ソンも点こそ取れていないがアシストが増えている。今日のは公式には違うけど、まあこれもほぼアシストと言っていい。中央に入りたくなるのを我慢してサイドでボールを受けようとしてくれるので攻撃に幅が出来るし、その方が結局ソンもやりやすそうだ。

 あとは今日もラメラだね。先に入ったシソコとモウラは流れを変えることが出来なかったが、ラメラはわずかな時間で2度も決定機を演出した。しかもほとんど個人技で。絶好調なのが良くわかる15分間だったし、同時期にベイルとモウラが数字を重ねていなかったら確実にスタメンで使えるレベルにある。ただ途中からでも計算できるからホント助かるよ。

 ご存知だろうか、プレミアリーグで2連勝したのがなんと11月ぶりだと言うことを。8、9節の連勝以来だ。今までカップ戦が挟まっていたことで隠れていたがいざ調べてみるとこれは酷い。今日の3ポイントで順位こそ変わらないが、差はしっかり縮まった。気を引き締めて、これを続けていこう。

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