2020-2021 プレミアリーグ 第27節
Tottenham Hotspur 4 – 1 Crystal Palace
Stadium:トッテナム・ホットスパー・スタジアム
通算戦歴:34勝14敗6分(勝率:62%)
得点
25分:ギャレス・ベイル(Spurs)
45+1分:クリスティアン・ベンテケ(Eagles)
50分:ギャレス・ベイル(Spurs)
52分:ハリー・ケイン(Spurs)
77分:ハリー・ケイン(Spurs)
トッテナム・ホットスパー
FW ソン、ケイン(80’ヴィニシウス)、ベイル(70’ラメラ)
MF ホイビュア、モウラ、ウィンクス(70’シソコ)
DF レギロン、アルデルヴァイレルト、サンチェス、ドハーティ
GK ロリス
sub:ハート、ダイアー、デイビス、エンドンベレ、アリ、ベルフワイン
クリスタル・パレス
FW アイェウ、ベンテケ(74’マテタ)
MF エゼ(46’ザハ)、ミリボイェビッチ、リーデヴァルト、タウンゼント(65’シュラップ)
DF アーンホルト、ケーヒル、クヤテ、ウォード
GK グアイタ
sub:バートランド、ダン、ケリー、ハナム、ウィッカム、バチュアイ
いい時間帯に点を取れて快勝です。
めっちゃ強いチームみたいだ
あまりに下がった順位を引き上げるために、終盤まで争いを続けるために、今週の目標としていた3連勝を見事に達成してくれた。結果だけでなく、試合内容も素晴らしい。
続いている連戦にターンオーバーも予想されていたらしいが、蓋を開ければエンドンベレがお休みでウィンクスが入ったことくらい。あとは順当な入れ替えだ。長らく迷っていたセンターバックもアルデルヴァイレルトとサンチェスで一旦落ち着いたのかな。
高いテンションで試合に入ってきたパレスの勢いに負けることなく上手くいなせていたと思う。寄せは早いし球際も厳しいけど、サイドチェンジを多用しながらペースを握っていった。ボランチは多少無理にでもボールを任せられるエンドンベレと違い、ウィンクスに預けるのはやや迷う場面も見られたが、それでもボールを引き出そうと頑張ってはいたと思う。ボランチを中心にボールを回せている時間はいい時間だった。
ケインとモウラも代わる代わるボールをもらいに行き、ベイルに入れば美しいサイドチェンジでソンやレギロンを使う。シンプルにドハーティに流すことも多い。さらにチームとしてセカンドボールの回収にも成功していて、カウンターを打たれることは少なかった。
今日も攻撃陣が爆発した。ケイン2ゴール2アシスト、ベイル2ゴール、ソン1アシスト。モウラに数字は乗らないが、先制点のボールカットはモウラだったし、残りのゴールも崩しの中に全て関わってる。両サイドバックもスーパーサブ、ラメラも得点に貢献していて攻撃は多彩だった。
シーズン前半と違うのはあの頃は基本受け身からの攻撃だったのが、今や主体的にボールを持って崩せているところ。いろんな選手が関わり、ピッチを広く使っていることで的を絞りづらくさせている。結局全ゴールに関わったケインをわかっているのに止められないのはそういう部分にあるのだろう。
一つだけ失点はしたものの、あれを防ぐのはセンターバックには難しい。ピンポイントのクロスがベンテケに上がればそうそう止められない。試合を通じてみればタウンゼントやザハの個人技には上手く対応できていた。後半ザハが入ってきたときは怖かったけど、むしろパレスがザハ頼みになってしまったので助かったとも言える。例えばシュラップをドハーティに当てて、ひたすらクロスを狙われたりした方が嫌だった。
これで1試合消化が多いリヴァプールを抜いて7位に浮上した。目標の4位まで5ポイントに迫った。十分に射程圏内だ。ユナイテッド、レスター、エヴァートンとは直接対決も残している。怪我人が出ないことを祈りつつ、確実に追い詰めて行こうじゃないか。
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