[PL]第30節 ニューカッスル・ユナイテッド vs トッテナム・ホットスパー

2020-2021 プレミアリーグ 第30節

Newcastle United 2 – 2 Tottenham Hotspur

Stadium:セント・ジェームズ・パーク

得点
28分:ジョエリントン(Magpies)
30分:ハリー・ケイン(Spurs)
34分:ハリー・ケイン(Spurs)
85分:ジョセフ・ウィロック(Magpies)

トッテナム・ホットスパー
FW ヴィニシウス(46’ソン)、ケイン
MF モウラ(64’ラメラ)、ホイビュア、エンドンベレ、ロチェルソ(88’ベイル)
DF レギロン、ロドン、サンチェス、タンガンガ
GK ロリス
sub:ハート、ダイアー、ウィンクス、シソコ、アリ、スカーレット

ニューカッスル・ユナイテッド
FW ゲイル(71’サンマクシマン)、ジョエリントン
MF ロングスタッフ、シェルヴィ、アルミロン
DF リッチー、ドュメット、ラスセルズ、クラフト(79’ウィロック)、マーフィ(83’マンキージョ)
GK ドゥブラフカ
sub:ダーロウ、クラーク、ルイス、ロングスタッフ、ヘンドリック、アンダーソン

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同点にされても驚かなくなってしまった

 毎週2試合ずつやってきたのに突然2週間も試合がなくなるとなんか生活のリズムが狂わされたような気持ちになる。ただ今シーズンに限っては試合を見てストレスが溜まることも少なくない。今日も例に漏れずだ。

 スタメンはだいぶ予想と違った。前節と全く同じだが、さすがにそうはしないと思っていた。外のチームから見ると、ベンチの方が豪華に見えたんじゃないだろうか。

 とは言え前半は悪くなかったと思っている。ケイン、ヴィニシウスのツートップの守備を始め、前へ前へという意識は強く出ていた。そんなスパーズを裏返すようにニューカッスルはとにかく奪ったら最前線に蹴ってくる。高さのジョエリントンと機動力のゲイルが頑張ってボールを収めては極力シンプルに攻撃を完結させる。試合を通じてシュートは3倍くらい打たれていた。

 均衡を崩したのはサンチェスのミス。クリアミスと言うべきかフィードミスと言うべきか曖昧だが、とにかくサンチェスは蹴ったボールを目の前の選手に当ててしまいそのまま失点した。ここ最近いいプレーをしていてようやく一皮向けたかと思いきやこれ。一つのミスでと言われればそれまでだが、サンチェスのミスはいつもこの手のやつなので、またかと言う気持ちの方が強くなる。あとこの試合だけでもクリアミスを拾われてシュートまでいかれた場面は少なくとあと2回はあった。

 直後にケインが爆発してあっさりと逆転するも後半は何度見てきたかわからない展開になった。ああなった理由は選手交代。ソンの投入にある。

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 前半はツートップがプレッシャーをかけることで牽制できていた場面は多くあったし、それを逃れるにはロングボールしかなかった。後半はヴィニシウスを下げたことで、前線からのプレッシャーがかからなくなった。個人としては追っていても全く効果的じゃなくなった。

 ただモウリーニョの気持ちもわからなくはない。ソンは病み上がりなので後半からの予定だったんだろうし、ヴィニシウスは守備は良かったが攻撃面での貢献はほとんどなかった。しかしソンが想定外に動けていなかった。前半のヴィニシウスより、はるかに後半のソンは存在感がなかった。単純に戦う姿勢が欠けていたように思う。

 ま、最大の問題はリードしてから押し込まれ、それを跳ね返すことができなくなることであり、何度も何度も反省の弁を口にしておきながら、解決策を見いだせていないことにある。「選手たちの姿勢」がやり玉に上がるしそれが間違っているとは思わないが、ほぼ全員を試した結果この状態なのだから、気持ちだけを理由にするのは限界なんじゃないかと思う。今のところ、改善案は浮かばないけれど。

 本来なら最悪な気分になる終盤に追いつかれるゲーム展開に慣れすぎて、『いつもの展開か』と冷めた目で見るようになっている自分がいる。と言うかもはや70分過ぎくらいでサンドバックになっているともう諦めかけてしまう。ファン減るぞホントに。

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