プレミアリーグ第7節、アストン・ヴィラの調子はいい。
崩れるどころか上向いている
ミッドウィークのECLでは久方ぶりの勝利をあげたものの、戦力差の大きさは認めなければいけないところで、あれが直接プレミアリーグでの復調に結びつくとは思えない。6節を終えて3勝3敗、これ以上後ろに傾くわけにはいきません。
ヴィラの3勝1分2敗という成績を見れば、ロケットスタートとは言えないが、大エースを失ったばかりのチームにしては、好スタートと言えるはずだ。特に前節、ユナイテッドに勝っている。アグレッシブにこられたら、今のスパーズはひとたまりもない。かも
というかここ最近の戦いではプレミアのどのチームからも勝点を持って帰るのは難しい。詳しくは忘れちゃったけど、6節までの情報で走行距離とかシュート数とかがリーグワーストだというデータが出てた。シュートはともかく走っていないというこのデータは話にならない。
ボールが来るのをただ待っているだけの選手はいらないから、プライド持って闘える選手を選んでくれ。
アンカーシステムは継続するのか
今度は気持ちではなくフォーメーションの話。今シーズンに入ってから、スパーズは4-1-2-3に挑戦し続けはいるものの、試合によって出来はまちまちだ。結果が出ていた時も、この強度で中盤を走らせるともたないな、と思えたし、今や一体感すらなくなってバラバラになっているように見える。
うーんこれは難しい。たしかに安定してリーグ優勝争いをしているようなクラブはプレミアにとどまらずこのアンカーシステムを採用しているところは多い。だから実はこれまでも、スパーズでも試して欲しいなと思って憧れていたことがある。やってみると上手くいかないものだね。
選手たちの慣れという面も考えると、ダブルボランチに戻せばある程度は安定するでしょう。でも個人的には、このまま貫いて欲しいと思ってしまう。適切なバランスを見つければ、攻撃的なスパーズが見られるようになるんじゃないかと期待してしまう。守備的になってしまったポチェッティーノから、より守備的なモウリーニョでやってきたのだから、また方向転換をするのなら痛みは伴うはずなんだ。たとえ今日もまた上手くいかなかったとしても、いずれ好転すると信じられなければ、また退屈なカウンターサッカーに戻ってしまう。そうなるくらいなら、今シーズンを賭ける価値はあると思う。
キックオフは日本時間22:00です。
トッテナム・ホットスパー:予想フォーメーション
FW ソン、ケイン、ロチェルソ
MF エンドンベレ、スキップ、ホイビュア
DF レギロン、ダイアー、ロメロ、エメルソン
GK ロリス
アストン・ヴィラ:予想フォーメーション
FW ワトキンス、イングス
MF ターゲット、ルイス、ラムジー、マッギン、キャッシュ
DF ミングス、トゥアンゼベ、コンサ
GK マルティネス