2021-2022 ヨーロッパカンファレンスリーグ グループG 第4節
Tottenham Hotspur 3 – 2 Vitesse
Stadium:トッテナム・ホットスパー・スタジアム
通算戦歴:44勝18敗6分(勝率:65%)
得点
14分:ソン・フンミン(Spurs)
22分:ルーカス・モウラ(Spurs)
28分:ヤコブ・ラスムッセン(OG)(Spurs)
32分:ヤコブ・ラスムッセン(Vitesse)
39分:マトゥーシュ・ベロ(Vitesse)
トッテナム・ホットスパー
FW ソン(73’サンチェス)、ケイン、モウラ(73’エンドンベレ)
MF レギロン、スキップ(73’ウィンクス)、ホイビュア(87’ロチェルソ)、エメルソン
DF デイビス、ダイアー、ロメロ
GK ロリス
sub:ゴッリーニ、オースティン、ロドン、タンガンガ、ドハーティ、アリ、ベルフワイン、スカーレット
さっそくスリーバックのお披露目
試合は見ていないのでハイライトからの雑感です。
新監督就任からわずか2日だが、早くもスリーバックを採用してきた。コンテといえばスリーバック。3-4-3と3-4-1-2の2種類が考えられたが、今日のところは3-4-3だ。トップ下をなくし、センターバックの一角に選ばれたのはベン・デイビス。センターバックをこなせる左利きの選手はフェルトンゲンが抜けて以降はデイビスしかいない。そうした特性から、重宝されるかもしれない。そういえば、モウリーニョも来たばっかりの頃はデイビスを愛してたな。
立ち上がりの勢いは凄かったらしく、開始30分以内に3-0と差をつけた。直近の公式戦4試合でわずか1点だった攻撃陣が息を吹き返したようだ。これが継続できることを願う。
しかし監督が変わっただけでチームが激変するわけもなく、そこから10分で2失点し、後半にはロメロが退場してだいぶ危うい展開にはなっていたらしい。そのあと相手が2人退場したので逃げ切れたみたいだけど。面白そうな試合だからぜひ見たかったよ。
順位のことを考えても勝ってよかった。でもそれよりもスリーバックを採用したことが印象的だった。練習の時間がないことも考えて、おそらく今日のメンバーは週末の試合も想定して実戦練習という意味もあると思う。もちろんコンテの元での選手それぞれの評価はこれから決まっていくのだろうけど、まずはこのメンバーがチャンスを得た。
ただスリーバックを想定した選手層じゃないだけに、これからのやりくりは気になるところ。例えば今の前線は4-2-3-1用に集められていると思うんだけど、コンテのやり方ではトップ下がない今日の形か、ウイングのない3-4-1-2になる。選手たちはフォーメーションに当てはまる努力をするだけでなく、自分のためにフォーメーションを変えさせるくらいになってほしい。でなければ移籍市場が開く度に居場所がなくなっていくだろう。