プレミアリーグ第15節、この調子を続けたい
理想だけでは厳しい舞台
2017年にダニエル・ファルケが就任してから、ノリッジは面白いチームになった。18-19シーズンにチャンピオンシップで優勝しプレミア昇格を果たした。あの年のノリッジは印象に残っている。若くて個性的なメンバーが揃っていて、ボールを握って主体的に試合を進める強者のサッカーを目指していて、たしかに試合内容はかなり良い試合も多かった。
しかし残念ながら勝利には繋がらず、最下位での降格となった。ただ順位が上がっていかない間も実際に降格が決まっても、監督への信頼は揺らがなかった。今どき最下位になるクラブが監督を変えずにいるのはとても珍しいことだと思う。
そして降格初年度にまた首位でプレミアに戻ってきた。が、今年は前回の挑戦時より、内容もついてこないまま、1つだけリーグのレベルについて行けていないチームになってしまった。そしてついに、ダニエル・ファルケと袂を分つことになった。
それから4試合で2勝2分。チームの状態は上向いてきた。後任監督はアストン・ヴィラを解任されたばかりのディーン・スミス。監督との相性が良かったのかここではすぐに結果が出ている。
連戦対策はしていこう
12月に入ってからは平日にプレミアリーグが開催されるようになっていて、ますますターンオーバーは難しくなってきた。次の試合はグループ突破のかかったカンファレンスリーグなので、大胆に入れ替えるわけにはいかない状況であり、選手を順番に休ませるローテーションをうまく組まないといけない。
というわけで今日の予想・・・は無理なので希望する入れ替え部分を考えてみる。
まずセンターバックは右センターをタンガンガ、ダイアーとデイビスは変えてこないと思われる。そしてウイングバックはどちらかは今日休ませた方がいいんじゃないかと思う。となればレギロンをセセニョンに変更。セセニョンはECLの次節は出場停止だからね。
中盤はスキップを外してウィンクスがいい。そしてECLでホイビュアとエンドンベレを組ませるのが理想的。前3枚はソン、ケインは不動だろうから、右にベルフワインを使う。ここに関しては前節あまりいい動きがなかったモウラなので普通に変えてみてもいい部分だ。
こんな感じで半分弱くらいを変えつつ、それでも勝てるチームでありたいし、やるなら暫定最下位にいるノリッジを相手にしている今日がその時だと思う。やらずに目先の試合を勝ちにいくスタイルなら、どこかで歪みがくる。と言い切りたいところだが、コンテがやるならそっちの方を信じたい気もする。そう思えるリーダーがいるってホント頼もしいね。
キックオフは日本時間23:00です。
トッテナム・ホットスパー:予想フォーメーション
FW ソン、ケイン、ベルフワイン
MF セセニョン、スキップ、ウィンクス、エメルソン
DF デイビス、ダイアー、タンガンガ
GK ロリス
ノリッジ・シティ:予想フォーメーション
FW プッキ
MF ツォリス、マクリーン、ルップ、ギルモア、サージェント
DF ウィリアムズ、ギブソン、ハンリー、アーロンズ
GK クルル