[FA]4回戦 トッテナム・ホットスパー vs ブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオン

2021-2022 FAカップ 4回戦

Tottenham Hotspur 3 – 1 Brighton & Hove Albion 

Stadium:トッテナム・ホットスパー・スタジアム
通算戦歴:51勝19敗7分(勝率:66%)  

得点
13分:ハリー・ケイン(Spurs)
24分:ソリー・マーチ(OG)(Spurs)
63分: イヴ・ビスマ(Seagulls)
66分:ハリー・ケイン(Spurs)

トッテナム・ホットスパー
FW ソン(68’ベルフワイン)、ケイン、モウラ(68’クルゼフスキ)
MF レギロン、ウィンクス(77’ベンタクール)、ホイビュア、エメルソン(87’ドハーティ)
DF デイビス、ロメロ(77’ロドン)、サンチェス
GK ロリス
sub:ゴッリーニ、ホワイト、セセニョン、スカーレット

ブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオン
FW モペイ
MF マーチ(61’カイセド)、モデル(79’ファーガソン)、ビスマ、ララーナ(46’フェルトマン)、グロス
DF ククレジャ、ダンク、ウェブスター、ランプティ(70’ウェルベック)
GK サンチェス
sub:スティール、マッギル、ダフィ、アルゼート、オフィア

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理想的な勝ち方といえる

 冬の移籍市場が終わって最初の試合はFAカップの4回戦。まだまだ下部リーグのクラブもたくさんいるラウンドなのにスパーズvsブライトンはお互いにくじ運がなさすぎ。そのせいで今日は本気モード、ダイアーとスキップは不在だが、ロメロとソンが戻ってきた。

 開始から両者とも気合の入った立ち上がりだった。こんな時はたいてい相手の勢いに飲まれるよろしくない展開になりがちだが、今日のスパーズはそれすらを跳ね返すプレー強度で試合に入った。

 ブライトンのハイプレスに臆することなくボールを繋ぎ、逆に高い位置でボールを奪って先制ゴールはハリー・ケイン。なんでしょうね、とても難しいゴールのはずなのに、ケインがシュートモーションに入った瞬間からどんな軌道でゴールに吸い込まれて行くかが見えたような不思議な感覚を味わった。そんなイメージ通り蹴っちゃうケインはやっぱり凄いねって話です。

 その勢いのままに追加点はエメルソンの独走から。自陣でウィンクスからパスを受けると70mくらい一人で駆け抜けてクロスを上げるとそれがマーチに当たってゴールイン。最初はとんでもねえスーパーゴールかと思いましたが、リプレイを見るとオウンゴールでした。いつもは大人しめな右サイドから珍しくダイナミックな攻撃だったね。やっぱり1月中ずっとウイングバックの補強のニュースでてて腹立ってたのかな。その調子だよ。

 前半はスパーズが圧倒する形だったが、後半のブライトンは選手交代もあり巻き返してきた。何か変えないと厳しいなと思っていた矢先のビスマのゴールだったが、あれはなかなか凄いゴールだった。サイドでボールを受けるとロメロを振り切って一人で決めてきた。良い選手が多いなと思っていたブライトンの中でも一際スケールの大きい選手だった。実況でも言ってたけど、夏には上位のクラブが狙うだろうと思う。

 ビスマのゴールでスパーズ側は不安になったものの、それを3分後にソンが払拭してくれた。いつかのバーンリー戦のアレを彷彿とさせるような突破からケインの追加点を生み出した。おかげでかなり楽になって、クルゼフスキとベンタンクールもデビューさせることだできたし、休めたい選手も早めに下げられた。こちら側すると申し分ない試合だ。

 中盤系の選手を軒並み放出したのでベンチの選手層が薄くなったような気がしてちょっと不安だった。いないのはスキップだけだし。大きな怪我とかなければこの先はリーグ戦とFAカップだけだから、日程面では乗り切れると思うけど、そんなに都合よくみんなのコンディションが整う訳でもないと思う。ただ試合内容という点ではさらに強度も高まって良くなっていると実感できた。この調子で後半戦を走れれば、いいシーズンだと笑って終われるはずだ。

2021-2022シーズン 試合結果一覧

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