2021-2022 プレミアリーグ 第28節
Tottenham Hotspur 5 – 0 Everton
Stadium:トッテナム・ホットスパー・スタジアム
通算戦歴:52勝21敗7分(勝率:65%)
得点
14分:マイケル・キーン(OG)(Spurs)
17分:ソン・フンミン(Spurs)
37分:ハリー・ケイン(Spurs)
46分:セルヒオ・レギロン(Spurs)
55分:ハリー・ケイン(Spurs)
トッテナム・ホットスパー
FW ソン(67’ベルフワイン)、ケイン、クルゼフスキ
MF セセニョン(46’レギロン)、ホイビュア、ベンタンクール、ドハーティ
DF デイビス、ダイアー、ロメロ(52’サンチェス)
GK ロリス
sub:ゴッリーニ、ロドン、ホワイト、エメルソン、ウィンクス、モウラ
エヴァートン
FW リシャリルソン、ルーウィン(69’アリ)、ゴードン
MF ベーク(59’マイコレンコ)、アラン、ドゥクレ
DF ケニー、ホルゲイト、キーン(46’ブランスウェイト)、コールマン
GK ピックフォード
sub:ペゴビッチ、ゴメス、タウンゼント、イウォビ、ロンドン、エルガジ
大丈夫かエヴァートン
リーグ戦はこれで2連勝、しかも4-0と5-0だ。いったいどこのマンチェスター・シティなのでしょうか。しかしまあこの試合で復調だのなんだのと思うことはなさそうだ。それくらいエヴァートンが酷かった。監督も変えていくつかの補強もしてこれだと、同情してしまうよ。
リーズはまだ、自分たちの目指すスタイルが明確に見えていたし、選手たちのエネルギーは感じられた。あまりにも攻守のバランスを欠いたノーガード戦法だったというだけだ。今日のエヴァートンからは何も感じられなかった。色彩のないチームだった。
前の方の選手はプレスをかけているように見えるが個々の選手が勝手にやっているだけで、なんのプレッシャーにもなっていないし、最終ラインまでの意思統一がされていないので前と後ろで間延びしていて、アンカーのアランの脇が空きまくり。ソンとケインとクルゼフスキが降りてもエヴァートンの守備陣はついていかないのでビルドアップは難しくなかった。
攻撃も全員が迷っていて、崩すアイデアは出てこない。これならいっそのことイウォビとタウンゼントにひたすらドリブルさせたほうが可能性がありそうだよ。まあそんなのは試した後なんだろうけど。これだけのメンツがいて17位なのは流石にやばいよ・・・
相手がそんな状態だったので、スパーズの方の評価がしにくいね。目立っていたのはマット・ドハーティ。前にいるクルゼフスキの動きだけでなく、ピッチ全体を見て空いているスペースをポジションにこだわることなく使っていた。真ん中寄りにランニングしてボールを呼び込んでは、鮮やかなスルーパスで決定機を連発し、結果的に2アシスト。ボクたちが散々探しては見つからなかったエリクセンの後継者はこんなところにいたのかい?無骨なドハーティには似合わないんですけど。あ、そういえばエリクセン復帰おめでとうね。
あまりにも簡単な試合になってしまったし、勝ったことや大量得点を喜ぶ前にエヴァートンの心配をしてしまうような日だった。ただ内容はどうあれ3ポイントは大きい。未消化の2試合のうち1つでも勝てば5位に浮上する位置につけているし、4位アーセナルも射程圏内に入ってきた。ここは直接対決も残っている。
シーズンは残り12試合も残っている。上がっていくにも下がっていくにも十分な試合数がある。リーグ戦に集中できることを強みとして、これからも重ねていこう。