[CL]day8 フランクフルト vs トッテナム・ホットスパー

2025-2026 チャンピオンズリーグ リーグフェーズ第8節

Frankfurt 0 – 2 Tottenham Hotspur

Stadium:ドイチェ・バンク・パルク  

得点
47分:ランダル・コロ・ムアニ(Spurs)
77分:ドミニク・ソランケ(Spurs)

トッテナム・ホットスパー
FW シモンズ、コロムアニ(84’スカーレット)、オドベール(73’ソランケ)
MF ウドギ(89’バイフィールド)、グレイ、サール、スペンス
DF ダンソ、ロメロ、パリーニャ
GK ヴィカーリオ
sub:キンスキー、オースティン、ハーディ、ロウズウェル、オルセシ、キーレマテン、ホール

フランクフルト
FW ゲッツェ(83’バホーヤ)、クナウフ
MF ラーション(83’デイルズ)、スキリ(72’堂安)、ヒュイルント(72’ダフード)
DF ブラウン(72’チャイビ)、テアテ、コッホ、アメンダ、ブタ
GK サントス
sub:ツェッテラー、グラール、クリステンセン、コリンズ、ドゥンビア、チャンドラー、スタッフ

全員プレミアリーグに馴染んでいない説

 1月は2記事しか書けませんでした。平日は残業で休日にも仕事が食い込んでいる日々なのでしばらくこんな感じな予感がします。でも一時的なものなので安心してください。そのうち落ち着きます。ドルトンムント、バーンリー、フランクフルト戦の雑感をまとめてお届けします。移籍云々についても書きたかった本当は。

vsドルトムント

 怪我人の続出+登録外の選手を抱えているということで、起用できるトップチームの選手がごくごく少ないという緊急事態で迎えた試合。個人的にはね、テルを外してソランケを戻した決断には思うところがありますよ。結果的には2試合ともソランケは点を取ったのでまあフランクは間違っていなかったということになるんですが、間違っていなかっただけで正解だったかというのはまた別のお話です。CL登録外になり出場機会も少ない中でも気を吐いていたテルを長期離脱から戻ってきてまだフル出場のないソランケのためにまた選外にするというのは当然傷つくものだったでしょう。どこまでが本人談かわからない不満の声が日々報道されているけど、まあそりゃそうだよねと同情してしまう現状です。まだ冬の市場は空いているけど残留になりそうです。期待してるよテル。見返してやってくれ。

 そんな少数で迎えたこの試合、フィールドプレイヤー11人のうちソランケはまだフルで出られなそう。どんな選択をするかと思えば、面白い采配を見せてきた。守備時はウドギを左CBに置く5-4-1で攻撃時にはスペンスを左WGに置く4-2-3-1の可変型フォーメーションだ。これがびっくりするくらいに上手くいった。ドルトムントの右WBにいるヤン・コウトは確かどちらかというと攻撃に強みのあるウイングバックだったと思うが、そこに対するスペンスの仕掛けが驚くほどに効果的だった。この形がハマったことが、この試合の大収穫だ。

vsバーンリー

 2026年のプレミアリーグ初勝利を飾るとしたら、どう考えてもこの試合だった。バーンリーを下に見ているというよりは他を上に見ているというべきか。はたまたスパーズを下に見積もっているというべきか。

 ドルトムント戦に引き続き、可変型スリーバックを継続だ。こうやって新しい発明を試していく姿こそこだわりのポステコグルーの次の監督に選ばれたフランクに求めていたものなのかもしれない。何ヶ月か前に可変型ダブルトップ下システムを生み出した時に続いて2つ目のイノベーションだ。前回はトップ下気質の選手がどんどん負傷していったためにいつの間にかやらなくなってしまったが、今回はどうだろうか。

 早速気になったのは、ポロの位置の低さだった。ドルトムント戦の時はスリーにすることでポロを押し出して高い位置に置けていいなと思っていた気がするが、この日はそうじゃなかった。キックに自信がありそれを生かすためにも比較的プレッシャーのかかりにくい低めの位置でボールを持ちたいという考えなのだろうが、システムがスリーバックになったのにポロがいつも通りのポジションを取ろうとするとどうなるか、後ろに4人のディフェンダーが並ぶことになって、いつも以上に前線への配給先がなくなるのです。

 こうしたところがスパーズの問題点だよなーと強く思う。先に断っておくとポロ個人を非難したいわけではありません。この試合の前半でついにポロも負傷者リストに入ることになってしまったが、むしろこれまで怪我をしていなかったことが不思議なほどに休みなく働かされ続けていた。ポロを見てると自分の残業時間なんて微々たるものに見えてくるもんねホント。おかげで自分も頑張れていますありがとう。

 問題点だと言いたいのは、新しいやり方が導入されたりして、チーム全体を見るとこういう動きをしなければならないという中でも自分のプレーを優先させてしまう選手がいて、どうもそれに甘い風習があるという点についてです。次の試合の項で書こうと思っていたことも先に言っちゃうと、3-4-2-1システムで攻撃を組み立てるときに、シャドーに2枚に配置されている選手がシャビシモンズのようなゲームメイカータイプの場合、少し下がって組み立てるシモンズの代わりに飛び出していく選手がいないといけないと思うのです。それはボランチのどっちかだったり、両ウイングバックだったりする。シモンズにチャンスメイクを託すならポロはもっと前でプレーしなきゃいけないし、ポロにそれを任せるならシモンズにもっとストライカー的な動きだしを求めないといけない。裏に走ってボールを受ける側になるとかね。

vsフランクフルト

 言いたいことが被りそうなのでフランクフルト戦の話として続けます。さっきはポロとシモンズの話をしたけど、グレイとサールについても同じ。攻撃の時間になると、自分はそういう選手じゃないからと責任を放棄して後ろでバランスを取るだけになる。いや、バランスをとっていると言うのはよく言い過ぎかもしれない。シモンズが下がることで前に人数が欲しくなっても後ろで待っているのはバランスが良いとは言えないから。もっとリスクを冒してでも前に誰かが出ていかないとチャンスなんて作れない。褒められたものじゃないかもしれないが、ロメロが脈絡もなく攻撃参加していくのはまさにそういうことだと思う。あの、俺が点を奪ってやるんだという覇気はみんな見習うべきだ。それで決めてきちゃうもんね。本当はキャプテンでありどちらかというとベテラン寄りの年齢に差し掛かってきたロメロには、行動だけでなく言葉で要求してみんなを動かして欲しいとは思っちゃうけど。

 パリーニャがスリーバックに組み込まれても十分にやれていたこと、ソランケのコンディションが日々上がってきていることは好材料だ。オドベールもみるみるキレのある選手に仕上がってきた。それでもオドベールの課題はオフザボールにあるとは言い続けたい。オンザボールは加入した時から良かったので。あとはもうちょいフランクさん、交代して欲しかったな。ベンチにはアカデミーばっかりだったけど、もはや戦意なさそうなフランクフルト相手ならお試しできただろうし、何よりこれ以上負傷者を出したくないからさ、シモンズとかロメロとか下げられる時には休ませたいよ。

 1月には公式戦を8試合戦って、チャンピオンズリーグの2勝のみ。プレミアリーグでは未だ勝ちがありません。試合を見ていても内容に沿った結果といいますか、言葉を選ばずに言うと、チャンピオンズリーグの試合の方がはるかにぬるいです。何故。スピード感というか強度というのか、チャンピオンズリーグの方がペースがゆったりしていて、そうするとスパーズの選手は上手に見える。あんなにプレミアリーグで横パスのズレている選手たちとは思えない。まあパスミスはどっちでもしているんが、にしてもブンデスリーガ勢との2試合はあまり脅かされることなく勝てたなという印象がある。加入したてのシモンズだけでなくみんなまだプレミアリーグの試合展開の早さに慣れていないんですかね。

 ここからシティ、ユナイテッド、ニューカッスル、アーセナルというシーズンの山場を迎えます。目標の勝ち点は・・・というのはやめておきますか。期待したいのは「リスクを冒さないことがリスクだ」という就任当初のフランクの名言の意味が未だにわかっていないので、それを見せて欲しいなというところかな。あと、補強はもう終わりですか・・・?ジョンソンoutギャラガーinだけで我々は十分なサポートをしているなんて言わないでくれよ新体制のフロントさんたち。

2025-2026シーズン 試合結果一覧

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