[2018W杯]グループF:1節 スウェーデン vs 韓国

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2018W杯:グループF:1節 スウェーデン vs 韓国

Sweden 1 – 0 Korea

Stadium:ニジニ・ノヴゴロド・スタジアム

得点
65分:アンドレアス・グランクビスト(Sweden)

スウェーデン
オルセン、ルスティグ、グランクビスト、ヤンソン、アウグスティンソン、クラエソン、エクダル(71’ヒリエダルク)、ラーション(81’スベンソン)、フォルスベリ、ベリ、トイボネン(77’テリン)

韓国
ヒョヌ、ヨン、ヒョンス、ヨングォン、チュホ(28’ミヌ)、ジェソン、ジャチョル(72’スンウ)、ソンヨン、ヒチャン、シヌク(66’ウヨン)、ソン

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攻撃力の低い両チーム

ツートップでの起用も予想されたソン・フンミンは4-2-3-1の左サイドでスタートしました。このチームでは実力も実績も頭3つくらい抜けているソンを極端に使うような雰囲気はありません。あくまでもチームの一部。しっかり戻って守備もするし、攻撃時も不自然にボールを預ける訳でもない。それでもボールを追う瞬間の迫力はプレミア級だし、ボールを持った時には明らかに他の選手たちとは違うオーラをまとっていました。

体格的にも最も日本人に近い韓国はどんな戦いをしていくのか。技術的には大きな差はない、むしろ日本の方が上。しかしボール際の力強さは韓国の方が上だと感じました。寄せは早くてそれぞれがしっかり奪い切ろうと戦えています。ただ奪った後が繋がらないので受けに回る時間が長くなってしまいました。守って守ってカウンターが弱者の生きる道ですが、そのカウンターの際も駆け上がっていく選手は少なくて、可能性を感じられるのはソンによる単独ロングカウンターのみでした。

拮抗した展開になったもう一つの要因はスウェーデンに攻撃のセンスがなかったこと。体格で上回っていることのみが武器で早めに真ん中に放っていくスタイル。韓国が前からのプレッシャーを薄めると中央付近からでも早めにクロスを上げていく。サイドに揺さぶるわけでもないし、角度も付いていないのでそれは難なく跳ね返されます。組織的な守備に強みがあるチームという触れ込みなのでそんなにボールを持つ想定はないのかもしれないけど。

終盤に点が欲しいシチュエーションで期待感があったのはソンと途中投入のイ・スンウがボールを持った時くらい。この二人くらいしか対面の選手をかわせる選手がいないので、ボールは回せても詰まってしまう攻撃ばかりでした。

試合終了後にはPKを献上してしまったキム・ミヌにソンが寄って肩を叩くシーンがありました。優しさ。
これで韓国はかなり厳しくなりました。ドイツに勝たないといけないなんて・・・

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