[2018W杯]グループC:2節 デンマーク vs オーストラリア

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2018W杯:グループC:2節 デンマーク vs オーストラリア

Denmark 1 – 1 Australia

Stadium:サマーラ・アリーナ

得点
 7分:クリスティアン・エリクセン(Denmark)
38分:マイル・ジェディナク(Australia)

デンマーク
シュマイケル、ダルスゴーア、ケアー、クリステンセン、ストリガーラーセン、ポウルセン(59’ブライトパイデ)、シェーネ、デラネイ、シスト、エリクセン、ヨルゲンセン(68’コルネリウス)

オーストラリア
ライアン、リズドン、セインズベリー、ミリガン、ベヒッチ、レッキー、ジェディナク、ロギッチ(82’アーバイン)、ムーイ、クルーズ(68’アルザニ)、ナバウト(75’ユリッチ)

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この試合は勝たなければいけなかったのでは

エリクセンの技術の光るボレーシュートで幸先良く先行したのはデンマーク。前半はひたすらデンマークのペースでした。オーストラリアの繋ぐサッカーをさせまいと、エリクセンとヨルゲンセンをツートップ気味に配置し、前からプレッシャーをかけていく。奪い取るためのハードなものではなく、冷静にパスを出させないための文字通りプレッシャーをかけにいくもの。そこで形が作れないオーストラリアからボールを回収し、リズムを作らせません。

デンマークはサイドバックに思い切って高い位置を取らせて、サイドの選手を真ん中目に動かすことで厚みを生みます。いい時間ではデンマークは前線の選手が自由にポジションを動かしていました。キーはエリクセン、ではなくセンターバックのシモン・ケアー。センターバックの二人、そしてダブルボランチでボールを落ち着かせ、ケアーが精度の高いフィードを繰り出すことが攻撃の起点でした。

後半にプレッシャーになれたオーストラリアがポゼッションを高めます。パスサッカー、ポゼッションサッカーに切り替えてきたらしいですが、結局崩しの局面でうまくいっているのはレッキーやクルーズの推進力に見えました。なんかこうショートパスにこだわっているというか、ロングパス禁止令でも出ているのではないかという感じで、力強さは感じませんでした。

最終節はデンマークはフランスと。フランスに敗れてオーストラリアがペルーに勝てば勝ち点で並んでしまうことになります。そうなればだいぶ厳しくなる。フランスから勝ち点を持って帰る方法を考えるより、この試合に本気に勝ちに行くべきだったのではないでしょうか。特に後半ポウルセンとヨルゲンセンが引いてからはほとんど攻撃になっていませんでした。そのポウルセンは累積警告で出られないので苦戦が予想されます。

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