[2018W杯]決勝T:準々決勝 ウルグアイ vs フランス

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2018W杯:決勝T:準々決勝 ウルグアイ vs フランス

Uruguay 0 – 2 France

Stadium:ニジニ・ノヴゴロド・スタジアム

得点
40分:ラファエル・ヴァラン(France)
71分:アントワーヌ・グリーズマン(France)

ウルグアイ
ムスレラ、カセレス、ヒメネス、ゴディン、ラクサール、ナンデス(71’ウレタビスカヤ)、トレイラ、ベシーノ、ベンタンクール(69’ロドリゲス)、ストゥアーニ(69’ゴメス)、スアレス

フランス
ロリス、パバール、ヴァラン、ウムティティ、エルナンデス、ポグバ、カンテ、トリッソ(80’エンゾンジ)、グリーズマン(91’フェキル)、ムバッペ(88’デンベレ)、ジルー

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盤石のフランスが見せる格の違い

ウルグアイはカバーニが負傷で出られなくなったことが大きく響いてしまった。ラウンド16でメッシ潰しに奮闘していたマトゥイディが累積警告で出場停止になったが、フランスは戦力が豊富で代わって入ったトリッソも充実の出来でした。

力強くターゲットになってはそこからの展開力も持ち合わせるカバーニを失ったことで、スアレスにかかる比重が増加。ストゥアーニもクラブでは結果を出せているが、代表でカバーニの代役を務めるなんて誰にでもできることじゃない。起点を失ったウルグアイはボールも保持していても効果的な攻めができませんでした。

フランスはというとポゼッションすればグリーズマンを中心にサイドをうまく使い、幅のある攻撃ができるし、攻め込まれれば前線に残るムバッペが脅威となれます。ウルグアイもムバッペには手を焼いていた。止まっているはずなのに一瞬で加速して突破してしまうので、どうしようもない。ただ今日の主役はムバッペではなくグリーズマンかな。1ゴール1アシストを記録し、得点シーン以外でも積極的にボールに関与し、随所にアイデアを見せてきた。決定的な場面に絡むというよりは味方を生かすような動きとパスでフランスの攻撃を組み立てていました。あれだけ幅広く動きながら決定機には顔を出してくるのはさすが。ミドルシュートはややラッキーゴールでしたが、シュートは回転のかかっていないもので、技術あればこそです。

あとフリーキックから先制を奪った直後にはウルグアイも同じような形を迎え、決定的なヘディングが放たれましたが、それを止めたロリスのビックプレーもフランスの勝利に大きく貢献していることは忘れずに書き留めておきます。あそこで同点になっていたらまた流れは大きく変わっていた。

前評判通り順当に勝ち上がってきたフランス代表は試合を重ねるごとに一体感を増していて、穴という穴は見当たりません。次が事実上の決勝と言えるような決戦になるはずです。20年ぶりの優勝は視界に入ってきた。

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