【ICC】トッテナム・ホットスパー vs ASローマ

インターナショナルチャンピオンズカップ2017

Tottenham Hotspur 2 – 3 AS Roma

Stadium:レッドブル・アリーナ

得点
13分:ペロッティ(Roma)※PK
70分:ウンデル(Roma)
87分:ウィンクス(spurs)
91分:ヤンセン(spurs)
92分:トゥッミネッロ(Roma)

トッテナム
フォルム (46’ロリス)、カーター・ヴィッカース (46’デイビス)、アルデルヴァイレルト、フェルトンゲン (69’ヴィマー)、トリッピアー、ウォーカー=ピータース (46’ジョルジュ)、ダイアー (46’ウィンクス)、デンベレ(69’オークレイ・ブース)、アリ(76’エンクドゥ)、オノマー (46’エリクセン)、ケイン (76’ヤンセン)

sub:Whiteman、Austin、Dinzeyi、Miller、Brown、ワニャマ

ローマ
アリソン、ペレス、ファシオ、ジェズス、コラコフ、ジェルソン、デ・ロッシ、ナインゴラン、デフレル、ジェコ、ペロッティ
※交代、控えは割愛(シーズン始まったらちゃんとやります)

インターナショナルチャンピオンズカップの第二戦、ローマとの試合は2-3で敗れました。

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今度は3バック

初戦は4バックで挑んだスパーズですが、この試合は3-4-2-1の布陣です。
やはり今シーズンも4バックと3バックを併用していくプランのようです。昨シーズン上手く行っていたので変える必要はありません。

3バックの右には19歳のアメリカ人カーター・ヴィッカースが入ります。
センター3枚で行くには層の薄いポジションなので、プレシーズンで戦力になることをアピールする必要があります。

しかし13分、ペナルティエリアに侵入してきたナインゴランのクロスがカーター・ヴィッカースの腕にあたりPKの判定
そんなに責めることはできない気もしますが、うまいディフェンダーはクロスの対応する際に後ろ手に腕を組んだりしますからね。まあこのシチュエーションならそれを求めるのも酷な気はしますが。
これを冷静にペロッティに決められ、先制はローマ。お試しディフェンスラインとはいえ2試合連続の先制点献上はいただけませんね。シティ戦までの改善に注目です。

23分には真ん中のオノマーから右のトリッピアーに展開し、クロスにケインが飛び込むシーンがありました。走りこんできたケインにしっかり合わせるクロスの精度はやはり高いです。ケインにはしっかりDFが寄せていたので決めきることはできませんでしたが、こういうシーンがこれからたくさん見られるでしょう。

後半に入ってからはトッテナムが攻め立てるシーンが多かったですが、なかなか得点は奪えません。
ロリスの見事なゴールキックからケインが裏に抜け出し、ディフェンスをかわそうとして倒された場面はなぜPKじゃなかったのでしょうか。明らかに足でしたし、相手もファールじゃないアピールはそんなにしていなかったのに。

次の得点は70分、右からのクロスをヴィマーが触りますが、中途半端な処理をウンデルに詰められ追加点。
逆足とはいえちょっとお粗末なクリアでした。周りの声かけも足りていなかったのかもしれませんが、そこまで焦るほどではなかった。またヴィマーは信頼度を下げてしまった気がしてなりません。このワンシーンだけでは判断しきれませんが。

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ここからは乱打戦です。
87分にエリクセンのパスを受けたヤンセンがキーパーのタイミングを外すシュートを放ちますがこれはポスト、そのこぼれ玉にエンクドゥとウィンクスがごちゃごちゃと詰めて、最後はウィンクス
ヤンセンのシュートもアイデアがあってよかったですが、このシーンはよく走ってきたなウィンクスという感想です。
エリクセンにボールを展開したウィンクスがしっかりフリーランニングしてこその得点でした。

91分には右サイドで持ったエンクドゥが縦に仕掛けて速いクロスを送り、そこにヤンセン
やっと決めましたね。斜め後ろからくる速いボールに合わせるのは難しいですが、なんとか触ってゴールイン
この調子です。ストライカーは何より数字なので。

まだ試合は終わっていませんでした。
93分に右からのクロスにトゥッミネッロが飛び込んで勝ち越し。
終わったと思ってしまったんですかね。
確かにヴィマーは思いっきり押されていますし、ファールなのでしょうが、ここまで持ち込まれてるのが残念でした。

ローマの劇的なゴールで2-3で終了
まあ勝敗が大事ではないので、そこは良いですが面白そうな試合でしたね。見たかった。

控え組の活躍は好材料か

ウィンクス、ヤンセンが得点を挙げ、両方に絡んでいたエンクドゥも動きは良さそうでした。
加えてアンソニー・ジョルジュという選手が出場していましたが、彼も前線でプレスをはめてそのままシュートまで持って行ったシーンがありました。積極的な若手選手は嬉しいですね。
オークレイ・ブースは2試合連続の出場になりました。ポチェッティーノの今シーズンの一押し選手なのでしょうか。ちゃんと試合を通しで見てみたいです。

ハイライトしか見ていないので何とも評価しづらいですが、普段左サイドのエンクドゥが右で出て結果を残したというのは朗報です。
シソコが上手くフィットせず、ウォーカーも出て行ったので、右で縦に仕掛けていける選手が足りていないように思えていたのですが、いいオプションになりそうですね。もしかするとWB起用してチェルシーのモーゼスみたいになってくれたら面白いんじゃないでしょうか。

あとはヤンセンのゴールですね。たった一ゴールですが、自信をつければ輝ける選手だと期待しているので、これが「ケチャップの蓋」になってくれればフォワードは安泰です。

残すはシティ戦
ICCの優勝はおそらくなくなりましたが、勝敗にこだわり、こだわりすぎず新しい戦力を発掘できればありがたい。そしてウォーカーとの早すぎる再会にも注目です。

おわり

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