[2018W杯]グループG:2節 イングランド vs パナマ

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2018W杯:グループG:2節 イングランド vs パナマ

England 6 – 1 Panama

Stadium:ニジニ・ノブゴロド・スタジアム

得点
 8分:ジョン・ストーンズ(England)
22分:ハリー・ケイン(England)
36分:ジェシー・リンガード(England)
40分:ジョン・ストーンズ(England)
45分:ハリー・ケイン(England)
62分:ハリー・ケイン(England)
78分:フェリペ・バロイ(Panama)

イングランド
ピックフォード、ウォーカー、ストーンズ、マグワイア、トリッピアー(70’ローズ)、ロフタス=チーク、ヘンダーソン、リンガード(63’デルフ)、ヤング、スターリング、ケイン(63’ヴァーディ)

パナマ
ペネド、ムリージョ、トーレス、エスコバル、ダビス、ゴメス(69’アロージョ)、クーペル、パルセナス(69’バロイ)、ゴドイ(62’アビラ)、ロドリゲス、ペレス

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一番平和なゲームでした。

開始8分で勝敗はついた。気持ちを込めて試合に入ったワールドカップ初出場のパナマの夢は明確な実力差のもと儚く散ることになりました。

チュニジア戦とやり方はほとんど変わっていません。スリーバックとヘンダーソンを中心にボールを保持し、隙あらば縦パスやロングパスで裏を狙っていく。ただ、さすがに個々の能力に差がありすぎて、今日は戦術どうこうのレベルではありませんでした。PKとロフタス=チークのシュートにぶつかるという人生で一番しっくりこないハットトリックを決めたケインの横で決めきれないスターリングが心配です。

大量得点で緩みきったイングランドはパナマに記念すべきワールドカップ初ゴールを献上することになりました。6-0の時の1ゴールなのにパナマサポーターは勝ち越しゴールくらいの大喜び。監督も弾けるように笑っていてなんかいい国だなと思いました。目標のなくなったパナマはプレッシャーもかけなくなり、攻める気のないイングランドがゆっくり回してゲーム終了。

得失点差と総得点でベルギーに並んでしまったので、最終戦どうなるのか楽しみです。楽しみというのはラウンド16ではグループHと戦うのですがその先。グループGを一位通過し、ラウンド16にも勝利すればその次は現状、ブラジルvsドイツの勝者と戦うことが濃厚です。そこまで考えると、最終戦はお互いの利害関係を考えた心理戦の様相を呈してきます。これまで出場機会を得られていなかった選手たちがチャンスを得ることが予想されますが、果たしてどうなるか。

最後に記事は追いつかないのでやめましたが、韓国がメキシコに敗れたことで、グループリーグ敗退が決まりました。トッテナムからワールドカップに挑戦している12人のうち、最初に去るのはソン・フンミンです。ちょっと攻撃時にソンへの依存度が高くなっていて苦労したものの、最後に美しいゴールで応えました。

ベルギーとイングランドは突破決定。別のグループではフランスも決まり。デンマークは黄色信号ですが、まだ自力での生き残りの可能性は残している。日本に敗れたコロンビアはこの後の試合で希望を繋ぎます。面白くなってきました。

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