[2018W杯]決勝T:ラウンド16 フランス vs アルゼンチン

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2018W杯:決勝T:ラウンド16 フランス vs アルゼンチン

France 4 – 3 Argentina

Stadium:カザン・アリーナ

得点
13分:アントワーヌ・グリーズマン(France)
41分:アンヘル・ディ=マリア(Argentina)
48分:ガブリエル・メルカド(Argentina)
57分:バンジャミン・パバール(France)
64分:キリアン・ムバッペ(France)
68分:キリアン・ムバッペ(France)
93分:セルヒオ・アグエロ(Argentina)

フランス
ロリス、パバール、ヴァラン、ウムティティ、エルナンデス、ポグバ、カンテ、マテュイディ(75’トリッソ)、グリーズマン(83’フェキル)、ムバッペ(89’ドヴァン)、ジルー

アルゼンチン
アルマーニ、タグリアフィコ、オタメンディ、ロホ(46’ファシオ)、メルカド、マスチェラーノ、ペレス(66’アグエロ)、バネガ、パボン(75’メサ)、ディ=マリア、メッシ

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決勝トーナメントの派手な幕開け

大会ベストゲーム記録は更新されました。ラウンド16屈指の好カードは優勝候補の本命の一つ若きタレント集団フランスとグループリーグ敗退の危機から、間一髪這い上がったアルゼンチンとの一戦です。グループリーグもほとんどの試合を見ましたが、明らかに決勝トーナメントではギアが上がっています。強度がまったく違う。これぞ世界最高のレベル

最悪のメッシ頼みのチームに見えたアルゼンチンは1敗1分で臨んだナイジェリア戦では監督が求心力を失い、メッシとディ=マリアで先発を決めているという報道も出ていました。真相はわかりませんが、バネガやディ=マリアがスタメンに入り、アグエロが外れました。メッシはワントップの位置でスタートし、試合の流れに応じてポジションを変える。メッシは右によりたがるので、アルゼンチンの攻撃も右に傾きました。

フランスは慎重に入り、グリーズマンやムバッペを中心にしたカウンターで様子を見ます。明確なメッシ対策はプレミア最高のハンター、エンゴロ・カンテのマンマーク。さらに表記上は左サイドハーフのマトゥイディもそれをサポートし、二人で挟んで自由にプレーをさせません。マトゥイディは低めの位置にいてバランスをとるので、フォーメーションは実質4-3-1-3でした。

これだけのメンバーのいるピッチ上でまばゆい光を放っていたのが、19歳のムバッペでした。2ゴールに1PK奪取の活躍は間違いなくマン・オブ・ザ・マッチ。順位次第で大会MVPさえ狙えるし、最優秀若手選手賞は既に決まったでしょう。カウンターの時の力強くも速いドリブルはベイルを思い出しました。どうでしょうか。

点はたくさん入ったけど、決して大味な試合ではなかった。それどころか全ての局面でハイレベルで、生まれたゴールはどれももう一度やれと言われてもできないようなものばかり。この試合だけは録画を消さないできっともう一度見ます。というかちょっと用事があって片手間に見ていたのを後悔しています(笑)だからレビューも薄め。

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