ハリー・ケインが英「イブニング・ニュース」に「目標は50ゴール」と語りました。
2シーズン連続プレミアリーグ得点王のケインですが、来シーズンはさらに上を目指しています。
50ゴールとはどんな記録なのか
年間50ゴールという記録を調べてみると、やはり出てくるのはクリスティアーノ・ロナウドとリオネル・メッシ
毎シーズン、息をするように点を取り続けている二人ですが、ロナウドは6回、メッシが5回達成しています。
クリスティアーノ・ロナウド
2010-2011 54試合 53ゴール
2011-2012 55試合 60ゴール
2012-2013 55試合 55ゴール
2013-2014 47試合 51ゴール
2014-2015 54試合 61ゴール
2015-2016 47試合 51ゴール
リオネル・メッシ
2010-2011 53ゴール
2011-2012 73ゴール
2012-2013 60ゴール
2014-2015 58ゴール
2016-2017 54ゴール
メッシの方は試合数のデータ見つかりませんでした。すみません。
いや、もう恐ろしいですね。二人ともほぼ試合数より点取ってます(笑)
レアル・マドリーとバルセロナにいるため、毎シーズンほぼすべての大会で上位に残るので試合数多めです。ケインにとってはこれが課題か。
まあケインが本当に50ゴールペースで行けるなら簡単には負けないでしょうから、心配しなくてもいいのかな。
試合数のデータはロナウドの分しかありませんでしたが、怪我しないんですねこの人は。
チームの試合数なんかよりよっぽどそれが重要です。得点ペースではケインも負けていないのですが、怪我で離脱してしまうとおおよそこの記録は不可能であると言えます。
あと、下位チームとの差が少なく、全試合ハードだと言われるプレミアリーグでこれだけ点を取っているケインってすごいです。
リーガの方が圧倒的に押し込んじゃう試合が多いように見えます。5-0とは6-0とか割と見るし。
もちろんロナウド、メッシはそれでも異次元プレイヤーなのですが。
今季の成績から考える
ケインは今シーズンスパーズで38試合出場で35ゴールを記録しています。
プレミアリーグに限ると、30試合で29ゴール。およそ1試合に1点を決めている計算になります。
その他、チャンピオンズリーグ、FAカップ、リーグカップで内訳はわかりませんが、8試合出場で6ゴールです。
来シーズンもこの4大会に参戦するので、各大会を勝ち上がり、試合数を増やしていけば可能性は十分にあると考えられます。
本人も言っていましたが、今シーズンは怪我で通算3か月ほど離脱していました。
8月〜5月が一シーズンなので、フル稼働でも10か月です。3か月不在なので7か月で35ゴールのケイン。
単純計算で一月に5ゴールなので計算上はぴったり50ゴール狙えます(笑)
ケインは例年、シーズン序盤はやや大人しめで、後半になると尻上がりに調子を上げている印象があります。
これ以上求めるのはどうなのってくらいの成績を残していますが、スタートダッシュに成功すればより完璧なゴールマシーンになれます。
あとはチャンピオンズリーグですかね。
カップ戦の類は慣れ親しんだプレミアのチームがプレミアテンポでサッカーをしてくるので、ある程度計算がたちますが、ヨーロッパの舞台ではまた違ってきます。
大舞台でも力を発揮できるのかというのは今後のケインにとっては課題でしょう。代表戦でも点取ってたし、こんな心配あっさり吹き飛ばしてくれるんだろうけど。
まずは怪我に気をつけること。そして序盤から点を取ってくれること。
それだけで、ロナウド、メッシ級の大記録を達成する可能性は大いに膨れ上がりますので、来年のハリー・ケインにも期待大です。