毎年恒例の市場期限ギリギリの駆け込み移籍ラッシュが始まった予感がします(笑)
オーストリア代表の24歳、ケヴィン・ヴィマーのストーク・シティへの完全移籍が発表されました。
同時に移籍金は1800万ポンド(約25億3000万円)であることが公表されました。
スパーズ加入時の移籍金は公表されていませんが、430万ポンドだと言われています。
およそ4倍に膨れ上がりましたが、これは活躍によるものとは言いにくいです。
2年経って平均値が上がったことと、トッテナムブランドによるものでしょう。
こういう事象を見てしまうと、他の選手を獲得する際に少し懐疑的になってしまいそうです。
メジャーなクラブからの獲得は言わずもがな、そうでないクラブでも逆トッテナムブランドが発動し、あそこならもう少し出すだろうと思われる事例が増えそうです。
うちの会長は無茶しないでしょうが、新選手を取らないわけにもいかないので、これからの移籍金の高騰に不安しかありません。
愚痴でした。本題へ
高すぎたベルギーの壁
加入は2015年の夏でした。
実はデル・アリと同期です。
アリが期待に反してメキメキと力を伸ばし、結果を出していった傍らで、ヴィマーは満足な出場機会を得られませんでした。
丸2シーズンと今期3節の在籍期間で31試合の出場でした。
万能のダイアーの存在とサンチェスの加入もあり、完全に序列を落としてしまいました。
来年開催のワールドカップへの影響はもとい、まだ24歳の選手であることを考えると、移籍したい気持ちはもっともです。
出場機会は少なく、昨シーズンにセンターバックのどちらか(すみません忘れました)が怪我で欠場したゲームでトラップミスでオウンゴールを献上してしまったシーンが運命の分かれ目だったように思えます。
それまでは出れば比較的安定しているバックアッパーだと思っていましたが、あの日から評価は一変
その後も出場するたびに不安定なプレーが続くようになりました。ファンの声の影響かしらね
ストークは現在3バックのようで、クルト・ズマ、ジェフ・キャメロン、ライアン・ショークロスがここ3試合に出ています。
なかなかいいメンバーですね。あとマルティンス・インディなんかも去年はセンターバックをやっていたような気がします。
どこに行ってもポジション争いは当たり前に存在します。
ぜひヴィマーにはこれを勝ち抜いていただいて、再びプレーする機会を勝ち得て欲しいですね。
ストークとの対戦は12月9日に行われる第16節です。ぜひそれまでに。