ウォーカーの後釜にセルジュ・オーリエを獲得

長年スパーズの右サイドバックを務めていたカイル・ウォーカーが移籍し、開幕からやや不安しされていたポジションにパリ・サンジェルマンからコートジボワール代表のセルジュ・オーリエの獲得が決定しました。

契約は2022年までの5年間で移籍金は2300万ポンド(約33億円)です。
ここ最近の市場の状態を見るにかなり安い金額で取れたのではないでしょうか。

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プロフィール

背番号:24
ポジション:DF
名前:セルジュ・オーリエ
英名:Serge Aurier
誕生日:1992/12/24
国籍:コートジボワール
身長:174
前所属:パリ・サンジェルマン/フランス

プロデビューはフランスのランスでした。
3年後の2012年にはトゥールーズに移籍し、2014年からはパリ・サンジェルマンでプレーしています。
昨年はリーグ戦22試合に出場していましたが、今夏にダニエル・アウベスが加入したことにより、ムニエ、アウベスといるサイドバックでは出場機会が減少することが見込まれるため、トッテナムに加入することになりました。

2014年ワールドカップ戦で日本代表相手に2アシストを決めた選手ですが、当時21歳だったことを考えると驚きです。
オーリエは2016年の5月にパリのナイトクラブで起こした暴行事件でイギリスの入国ビザの許可が下りず、移籍の最終決定が難航することとなりましたが、ギリギリになり無事解決しました。

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ウォーカーを超えられるか

夏のマーケット開幕以降、常に右サイドバックの噂は絶えませんでした。
最初に上がったのはむしろダニエル・アウベスで、経験豊富なアウベスの獲得には期待もかかりましたね。
結局パリへの移籍が決まり、それに押し出される形で若いオーリエを獲得することになりました。
スパーズがあと一歩上にいくには、若い力だけでなくタイトル獲得の経験を持つベテランの力も必要なのではないか。
昨年はそう言った論調の意見が少なくありませんでした。

現在34歳のアウベスもまだまだやれる選手ですが、うちの補強方針からするとオーリエはぴったりです。
フランスリーグでは優勝も経験している
身長は大きくないのですが、フィジカルの強さやスピードはプレミアリーグに向いていると言われる攻撃的なサイドバックです。
ここまでのトリッピアーの出来を見るに、初出場の機会は早くやってくると思われます。
どうしても比較されてしまいますが、移籍したカイル・ウォーカーは27歳です。
3つ下のオーリエですが、それだけの存在感を示してくれるのだろうか

暴行事件や監督とのいざこざなんかがよくクローズアップされている選手ではありますが、入団会見では
「これからは本物のセルジュ・オーリエを見せられることを楽しみにしている」
とコメントしてくれました。
頼もしいです。これまでの悪評を吹き飛ばすプレーをぜひ!

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