フィンセント・ヤンセン、フェネルバフチェへ一年間のレンタル

昨年の夏にオランダリーグ得点王という実績を引き下げトッテナムに加入したオランダ代表のフィンセント・ヤンセンですが、フェネルバフチェへレンタル移籍ということになりました。

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出場機会を求めて

開幕から3試合ともベンチ入りはしていましたが、出場はチェルシー戦の後半アディショナルタイムのみ
8月末にはウェストブロム等への移籍も噂されていましたが、ここにきて9月8日まで移籍市場の空いているトルコリーグへの移籍が決まったようです。
直近ではオランダ代表としてワールドカップ予選にも出場していましたが、トッテナムではジョレンテの加入もありチャンピオンズリーグの登録メンバーからは外されていました。

いやー結構今年のヤンセンには期待していたんですけどね
プレミアリーグに移籍してきた選手が1年目に苦しむのはスパーズに限らずよくあることで、2年目以降が勝負になるので見てみたかったです。
ハリー・ケインという絶対的なストライカーがいて、そこにスペイン代表としてもプレミアリーグの選手としても実績のあるフェルナンド・ジョレンテを獲得し、去年ケインの不在時にその穴を埋めたソン・フンミンがいて・・・現状ではヤンセンはセンターフォワードの序列としては4番手になってしまいました。かたや出場枠は1つだけ。
本人の気持ちを考えると仕方ない部分もありますが、個人的にはけっこう残念です。

結局これが正解なのかもしれません。
プレシーズンにヤンセンで行けるぞ、と監督を始めとする首脳陣に思わせることができなかったことがジョレンテの獲得につながっていると思うし、ケインがいる以上、劇的な出場機会の増加は望めないと思うので

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自信を取り戻せ

フォワードの評価は明確です。数字。これに尽きる。
まれに岡崎のように他の面で高い評価を受けるタイプの選手もいますが、それはまれなケースでしょう。
そのため、得点を長いこと奪えていないと焦りが生まれ、自信を失い、得点からさらに遠ざかるという負のスパイラルに陥ります。
去年のヤンセンはおそらくそうなってしまっていた。
体を張ってボールを受けても、前を向いてプレーする機会が少なかったのは強引にシュートに持ち込むイメージが頭の中に持てなくなっていたからだろうと思います。

失礼ながらトルコリーグはプレミアリーグよりはレベルの低いリーグであると言えます。
まずはスタメンを奪取することが命題です。調べてみるとなかなか面白い。
現在フェネルバフチェには同郷のスター、ロビン・ファン・ペルシが在籍していました。
それにスパーズには縁のあるロベルト・ソルダードもいます。
うちではうまくいかなかったソルダード先輩ならヤンセンの境遇も理解してくれるのではないでしょうか(笑)
かなり学ぶことの多い良い環境です。
とはいえその先輩方に打ち勝ち、再び得点を量産できるようにならなければ、レンタル期間終了後にもスパーズに居場所はないでしょう。

ヤンセンの復活を心から願っています。
頑張っておいでな

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