センターバックの不足するスパーズにレンタルで武者修行に出ていたCCVが帰ってくることになりました。
プレミアで出るレベルに成長したのだろうか
シーズンの始めにはメンバー入りするかという兆しもみられたものの、結局チャンピオンシップのシェフィールド・ユナイテッドへのレンタルという形をとることになりました。公式の発表によるとそこで17試合に出場し1ゴールを記録。アメリカ代表にも選出されるなどと充実した成果を残していたようです。
今季のセンターバックはこれまで出場停止以外での欠場のないヤン・フェルトンゲンと新加入のダビンソン・サンチェスを中心に、長期離脱中のトビー・アルデルヴァイレルトと新加入の若手ファン・フォイスの4名。本業をボランチとしながらセンターバックでも起用されるエリック・ダイアーにスリーセンターなら昨年も出場機会もあったベン・デイビスといて、枚数は足りているように見えていました。
ところがアルデルヴァイレルトの離脱を機にちょっと目論見と違う展開になりました。3枚の時と2枚の時と両方で起用したダイアーが思ったほどのパフォーマンスを見せられず、フォイスは未だポチェッティーノの信頼を得られていません。
この一ヶ月ほどはフェルトンゲンとサンチェスがフル稼働ですが、さらに欠場者が出れば一気に危機的状況になりえます。補強の可能性もあるのかなと考えていたところでのCCVの復帰となりました。20歳の選手ではありますが、主力に定着したサンチェスは21歳。サンチェスがすごいのかもしれませんが、そろそろ戦力として数えられる存在にはなっていて欲しいところです。いかんせん出ている試合をほとんど見たことがないので現時点でどのくらい出来るのか全く予想もつきませんが、ローンバックしたということはフォイスよりはできるという上層部の判断には違いありません。
出場機会の得られるレンタルから戻したというなら、例えば今サンチェスが抜けたとなった時にダイアーやデイビスを起用するのではなくCCVにチャンスを与えてあげて欲しいと思います。