ライアン・メイソンの引退

トッテナムの下部組織出身のMFライアン・メイソンが負傷から回復することができず引退することが発表されました。

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頭蓋骨骨折の大怪我

2017年1月22日、ハル・シティvsチェルシーの一戦でガリー・ケイヒルとの競り合いの際に頭蓋骨骨折という大怪我を負い、そこから約一年実戦復帰に向けたリハビリを続けてきました。しかし練習に復帰できるまで回復したにもかかわらず、医師から試合への出場は命に関わるとの宣告を受け、わずか26歳での現役引退を決断しました。

スパーズでのトップチームデビューはハリー・レドナップが指揮をとっていた2008年の時。17歳でした。そこから数年間は他のチームへのレンタルを繰り返し、スパーズに定着したのは2014-2015シーズンのこと。15年にはイングランド代表に招集されるまでに成長し、2016年からはハル・シティでプレーしていました。

今やバルセロナでプレーするパウリーニョや現在もスパーズで活躍するデンベレらが在籍していて、さらに言うと6、7人がボランチ候補としていたにも関わらず、下部組織出身のメイソンやベンタレブがポジションを勝ち取っていてスパーズの明るい未来を予感させるような時期でした。

接触したケーヒルはショックを受けているようで、他のチームの選手ですがこればかりは少し心配です。悪質なプレーではなかったはずなのでケーヒルに非はない。メイソン自身も「故意にやったわけではないとわかっているし、彼との間に問題はない」と伝えています。これを理由にチェルシーが順位を落とすことを喜ぶつもりは毛頭ありません。

最後にポチェッティーノも「彼を手助けするためのドアは開いている。コーチになる可能性もある」と言ったコメントを残してくれました。もしそうなれば素敵なことだし、他の道を選んでもきっと多くの人が助けてくれると思います。
本人も前向きな姿勢を見せてくれているので、きっと良い未来が待っているでしょう。
メイソンが成功を収めてくれる信じています。

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