ポチェッティーノが5年間の契約延長で残留決定

シーズンが終わって最初の「補強」の話が飛び込んで参りました。

マウリシオ・ポチェッティーノ監督が新たに5年間の契約延長にサインしました。

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契約は2023年まで

ポチェッティーノが初めて監督としてクラブを率いることになったのは2009年の1月に就任したエスパニョールです。そこから僅か5年でトッテナムの監督になりました。その間にサウサンプトンを挟んで。そして監督歴10年目となり、スパーズと新たに5年間の契約を結ぶことになりました。

スパーズに就任してからは5位、3位、2位、3位とすっかり上位に定着しています。これまでのどの監督よりも好成績を残している。クラブが留めておきたいと考えるのは当然の事。フットボールは魅力的で若手の育成にも定評がある。さらに人間性も確かでメディアと余計な揉め事を起こすことはありません。記者からしたらつまらない監督かもしれないけどね。

ポチェッティーノとともにアシスタントコーチのヘスス・ペレス、コーチのミゲル・ダゴスティーノ、GKコーチのトニ・ヒメネスとも契約延長したと報じられています。

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クラブにとって大きなニュースに

僕がトッテナムを応援するようになってから、一番在任期間の長い監督はハリー・レドナップでした。レドナップは4年で退任したので、これで記録は更新です。ベンゲルの退任を受けて、プレミアリーグで3番目に在任期間の長い監督になりました。ボーンマスのエディー・ハウとバーンリーのショーン・ダイシが6年です。

レアルやパリが狙っているという報道が一年間ずっとあって、10日前にはチェルシーもコンテの後釜として狙っているだなんてふざけた報道も出ていました。ポチェッティーノ自身も最近の会見で「残留の可能性は現時点では100%だと言える。ただ、明日のことはわからないのがフットボールの世界なんだ」と意味深な発言をしていたり。なんだかんだありましたがこれで一安心。とりあえず残留は確定のご様子。

正直、ポチェッティーノが出て行くようなことがあればチームは大きく分解していた可能性は大きい。ケインやアリを始めポチェッティーノの元で花開いた選手が多くいて、その多くにさらに大きなクラブが手を伸ばしている状態だから。スタジアムも完成してさらにクラブが飛躍しようというこの段階で、ボスがまず決断をしたという事実は何よりも心強いですねえ。

ポチェッティーノはこれまでの監督歴で未だタイトルを獲得したことはありません。しかしその時はどう考えても確実に近づいてきています。おそらく世間の印象ではまだスパーズは最近好調の良いチームに過ぎません。本当にビッククラブとしての市民権を得るためには結果を残し続けなければいけない。お金でチームを強化し続けるクラブを生え抜きのケインが蹴散らしていくのは本当に痛快です。ポチェッティーノがいる限り、スパーズの未来は明るい。そう思えるとても嬉しいニュースをお届けしました。

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