新スタジアムのオープンが正式決定

2019年4月3日

待ちに待った新スタジアムへの移転が決定いたしました。

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1年10ヶ月ぶりのホームスタジアム

ホワイト・ハート・レーンが、およそ118年間の歴史に幕を閉じたのが2017年5月14日のマンチェスター・ユナイテッド戦でした。そこからホームスタジアムなしで戦うこと、間も無く2年になろうかというところ。当初は今シーズンの開始からのオープンを目標としていたものの、それは早々に諦めて9月15日のリヴァプール戦からというアナウンスでした。しかし「安全上の問題」を理由に再三の延期が続き、もう今シーズン中には厳しいのではないかという見方もある中、ようやくです。

レーンの跡地に建設され、ホテルや住宅地、クラフトビールの醸造場やVIPルームもあるというスタジアム。アーセナルのホームスタジアム、エミレーツスタジアムの収容人数60432人を意識してか、それをやや上回る、62062人収容と発表されています。現在は「トッテナム・ホットスパー・スタジアム」という名称となっていますが、おそらくスポンサー名を冠したものになると思われます。一部で報道されている「ナイキ・スタジアム」についてはポチェッティーノかレヴィ会長が否定していましたが、これはまだ確定していない情報は出せないよ、くらいの意味だと思っていますのでどうなるかわかりません。

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スパーズファンは誰しも、「ホワイト・ハート・レーン」という名前にとても愛着があります。きっとどんな名前に決まっても最初はしっくりこないでしょうね。これは間違いない。願わくばレーン以下「オールド・トラフォード」「アンフィールド」「スタンフォード・ブリッジ」みたいにスポンサーを置かない名前になって欲しかった。「エミレーツ・スタジアム」「エティハド・スタジアム」みたいな名前は嫌だった。しかしながら現代フットボールはビジネス面でシビアにならないといけません。そもそも資金力では弱いと言われるスパーズなのだから、こういった収益は大事なのでしょう。

4月3日に行われることに決まった歴史的なオープニングマッチは延期となっていたクリスタル・パレス戦です。そこからCLシティ戦と34節、ハダースフィールド戦とホーム3連戦です。これは盛り上がりそうだ。しばらくお借りしていたウェンブリーでの最終戦は29節のアーセナル戦でした。できればウェンブリーもこれが最後かあという気持ちでお見送りしたかったですが、まあいいでしょう。9万人はいるウェンブリーでは新スタジアムが出来上がらないことに気持ちの乗らないサポーターがあまりにも集まらず、半分も集客できない試合が多くなっていましたからね。

しばらくは慣れないスタジアムということで使用感では有利になり得ないかもしれないけれど、待ち望んでいたサポーターたちの後押しはこれまでにないものになるはずだ。落ち込んでいるチーム状況を一変させる監督交代ブーストならぬ、新スタジアムブーストを是非見せて欲しい。少なくとも僕らが生きている間には二度と見られないスタジアムオープンによるスタートダッシュなのだから。

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