コパの影響もあるのか、全体的にまだ移籍市場は大人しめに見えます。
大会が終わってからだと一ヶ月しかありませんがどうなるか。
ニュースに出てくる獲得候補の選手たちが、どんな選手なのか調べて見ましたのコーナーです。
トーマス・ストラコシャ
英名:Thomas Strakosha
ポジション:GK
年齢:24
国籍:アルバニア
現所属:ラツィオ
予想外にも未来の守護神の噂が出てきました。
ロリスが32歳になり、たしかにシーズン中には不安定な時期もありました。次のことを考えてしまう気持ちもわからなくはない。
ストラコシャはラツィオの下部組織出身で昨年は正ゴールキーパーとしてシーズンを過ごし評価を高めています。
年齢も若く足元の技術は既にロリス以上らしい。記事によれば2200万ユーロから交渉を始められるようです。
他にも補強したいポジションがたくさんあり、セカンドにはガッサニーガもいることから、一番手の候補を取りに行くのはどうなのか。
ただ今の市場の水準を見るにトップリーグの正キーパーで若くて優秀でこの値段は安く見えてしまいます。来年狙ったら倍くらいになっていたりしそうなので案外ありなのかもしれません。
マキシ・ゴメス
英名:Maximiliano Gómez
ポジション:CF
年齢:22
国籍:ウルグアイ
現所属:セルタ
ヨーロッパに出てから2年間で30ゴールほどあげているセルタのエースストライカー
やや引いて起点となってから、捌いてまたペナルティエリアに入って行くようなプレーを得意としているようです。
最近ケインがやっているような役回りかな。
スペインで数字を挙げているとはいえ、5000万ユーロほどになるとも言われる移籍金は控え候補の選手としては高すぎます。
プレースタイル的にもサイドアタッカーになれそうなタイプではなさそうだし、よほどのディスカウントがなければ成立しないでしょう。
コパ・アメリカのウルグアイ代表にも選出されているが、流石にいまはカバーニとスアレスの控えの位置。出場機会があれば注目したい。
ギャレス・ベイル
英名:Gareth Bale
ポジション:WG
年齢:29
国籍:ウェールズ
現所属:レアル・マドリー
なんという酷い話でしょう。
当時の史上最高額を出してまで、うちのエースを強奪しておきながら、怪我して使えなくなったから引き取ってくれなんて。
もちろんそんな直接的な表現は出ていませんが、要するにそういうことです。
あの頃のスパーズはベイルのチームだった。
試合内容がまるで振るわなくても、一人で持って行ってありえないミドルシュートを決めて来る。
もはやトッテナムの枠に収まる選手ではないということを誰もが感じていた中で、半ば仕方のないレアル・マドリーへの移籍でした。
あれがなければデンベレやエリクセンはこなかったわけだし、結果いい取引ではありましたね。
しかし今になって、慢性的な故障を抱え、稼働率が下がってきたベイルを構想外とし、もう試合に出す気はないけど給料だけは高い選手を置いておきたくはないと、各方面に売り込みをかけ始めています。
獲得時に払った移籍金のせいで、安価に売り出すわけにもいかなくなり、完全移籍を望むクラブは現れません。
そこでスパーズにも話を持ちかけ、レンタルでもいいから年俸の半額とわずかなレンタル料で引き受けてはくれないか、とのこと。
ベイルはとても好きですし、スパーズの選手として戦う姿を見たい気持ちはあるけれど、今はもうあの頃のスパーズじゃない。
近年の安定した成績から、もう一つ壁を超えるために踏み出して行こうという段階にいます。
そこに計算の立たないことが見えているスター選手を獲得するリスクは計り知れない。
ベイル自身もレアル残留をことあるごとに強調していますし、こうなったら金にものを言わせてきたあのクラブに嫌がらせでもしてやってください。
この怒りを書きたいために載せましたが、スパーズ復帰の可能性は低いと思われます。