さて動き始めてきたトッテナムのフロントの仕事もこれで終わっては困ります。
ニュースに出てくる獲得候補の選手たちが、どんな選手なのか調べて見ましたのコーナーです。
ダニ・セバージョス
英名:Dani Ceballos
ポジション:MF
年齢:22
国籍:スペイン
現所属:レアル・マドリー
U21欧州選手権で優勝を果たしたスペイン代表のメンバーでもある、期待の選手。
ベティスからレアルに移ったのは20歳の時、それなりに試合には出られているようですが絶対的な選手にはまだなれず、本人も出場機会を欲しているとのこと。
中盤センターの攻撃的な選手で、4-2-3-1ならトップ下。4-1-2-3なら2のインサイドハーフが主戦場です。技術の高いドリブルからパスもミドルもなんでもできる万能系。雰囲気的にはコバチッチに似ていると感じました。
現状はレンタルでの交渉中でシーズン終了後の買取オプションもつけようとしているらしい。ただ引っかかるのが本人が移籍希望をほのめかした時の発言で、「シーズン40試合に出られるチームでプレーしたい」と言っていたこと。スパーズは2列目も3列目もそれなりに戦力が揃っています。出場機会を保障することなんて出来ないはずだし、どんな選手がやってきてもスタメンを勝ち取るのは簡単ではありません。ちゃんとその辺を分かった上で来てくれるなら歓迎しますよ。
アンドレアス・オルセン
英名:Andreas Skov Olsen
ポジション:WG
年齢:19
国籍:デンマーク
現所属:ノアシェラン
左利きの右ウイングは確かにトッテナムにはいないタイプです。
デンマークリーグでシーズン19得点を記録し、注目を集めている。そうなるとプレー動画は得点シーンが多くなるので、とてもいい選手に見えました。さすがにリーグのレベルの差は大きいので簡単には判断できませんが、契約期間は残り1年で移籍金も1500万ポンドほどと言われており、悪くはないと思います。
ドリブルやシュートのスキルは高いし、身長も187cmと大きめです。左利きウイングはベイル、タウンゼント以降いなかったと思いますが、2人とも見ていてワクワクさせてくれるプレイヤーでした。そんな存在になってくれることを期待したい。
マリアーノ・ディアス
英名:Mariano Diaz
ポジション:CF
年齢:25
国籍:ドミニカ共和国(スペイン)
現所属:レアル・マドリー
またしてもレアルから。
レアルの下部組織出身でトップチーム昇格まで果たすも出場機会を確保することができずにリヨンに移籍。そこで結果を残すと、わずか1年でレアルが買い戻して今に至る。しかも戻った時にはクリスティアーノ・ロナウドから7番を引き継ぐという期待ぶり。結局それには応えられず、出場は限定的でした。
スパーズとしてはケインの控えとしての獲得になります。まず本人がそこを飲めるか。サイドや中盤もできるタイプならまだ出番を増やす可能性はありますが、センター限定ではスタメンを奪うというのは現実的ではない。ケインがいなくてもソンやモウラがその穴を埋めた実績を持っており、サブの1番手が保証されているわけでもありません。
ちなみに移籍金は最低でもリヨンからの獲得の際に支払った3000万ポンドになるとのこと。うーん高い。控えとしてとる上に、リヨンでの1年間しか実績のない選手にこの額はどうでしょうか。