2020年1月15日、トッテナム・ホットスパーはベンフィカより、ジェドソン・フェルナンデスをレンタルで獲得することを発表いたしました。
救世主になれるか
ジェドソン・フェルナンデス
英名:Gedson Fernandes
ポジション:MF
年齢:21
国籍:ポルトガル
所属元:ベンフィカ
負傷者続出の中盤の底を担える選手として、トッテナムにしては早い段階で冬の移籍市場で動きがありました。ジョゼ・モウリーニョ政権になってから初めての獲得選手は監督の母国、ポルトガルから。やはり監督の国籍による影響も大きいのでしょう。ポチェッティーノの時はラメラ、フォイス、ガッサニーガとアルゼンチン人の獲得が目立っていました。
人数はいるのに層の薄いボランチ、執筆時点で稼動できる選手はダイアーとウィンクスとまだ若手の位置付けを抜け出せないスキップだけです。シソコが珍しく長期離脱でエンドンベレも復帰と負傷を繰り返していて計算しにくくなっています。ワニャマが怪我をしているのかどうかも知りませんが、完全に戦力外です。
プロデビューは2017年の2月です。2017-2018シーズンはリーグ戦で31試合5ゴール6アシストという結果を残しました。昨シーズンは怪我もあり、出場機会は限定的だったようですが、その能力は各クラブに高く評価されており、今回の移籍ではまずは18ヶ月のレンタルという扱いですが、およそ5000万ユーロとも言われる完全移籍オプションが付帯しています。やはり噂されていたようにモウリーニョ就任にあたる条件に「選手獲得にお金をかけること」というのがあったのでしょうか。
あまり情報がないのでプレースタイルがどうとかはまだよくわかりません。昨日のワトフォード戦でも早速出番があったように、即戦力としての獲得です。すぐにどんな選手なのかはわかってくるでしょう。常に年代別のポルトガルの代表に選出されていた有望な選手です。果たして成績の振るわない今年のスパーズの救世主になれるのでしょうか。