取り上げるの遅くなりましたが、2人のレンタル移籍が決まっています。
ファン・フォイスはビジャレアルへ、ライアン・セセニョンはホッフェンハイムです。
フォイスは買い取りオプション付き
トッテナムでは現状、センターバックの5番手となってしまっていたフォイス。右サイドバックの可能性もオーリエ残留によってなくなり、1年間のレンタルということになりました。全然試合に出ていないけどアルゼンチン代表にも選出されているらしい。どれだけ代表は人材不足なんじゃ。
監督はちょっと前までアーセナルにいたウナイ・エメリ。そして久保建英がいる。これはいいよね、日本人が見るから。これでほっといてもビジャレアルの結果は流れてくるでしょう。「フォイスが後ろでボールを奪われて失点。」も三回くらい目にする気はするが・・・
この契約には買い取りオプションもついていて、報道によると1500万ユーロとのこと。しかしレンタル決まる前にしれっと契約延長しているのがしたたかだな、と。全く戦力外のような扱いにしておきながら、アルゼンチン代表という肩書きと、契約年数を盾に買い取りオプションの金額を決めさせたんだろうな。
フォイスのテクニカルな姿勢はスペインだと上手くハマるかもね。ただ、ビジャレアルはスペインで上の方のクラブだから、簡単には試合に出られないと思う。久保も苦戦してるし。
買い取りオプションがついているってことは、いいプレーをしたら完全移籍になり、振るわなければ戻ってくるということ。悲しいが、ビジャレアルに1500万ユーロの価値がないと見なされるのであれば、おそらくスパーズに戻ってきても出番はない。もっともっとやれる選手のはずだから、頑張ってくるんだよ。
セセニョンは武者修行
期待値の大きさに応えられないまま、セセニョンもレンタルです。なんかちょうどいいクラブを選んだと思う。こんなこと言うと失礼かな。やっぱり出られることが大切だから。
ベイル2世なんて騒がれていたのが2年前の話。時は流れて1世がクラブに戻ってきたこのタイミングで出ることになってしまった。まあ残っても学べることは多かったと思うけど、やっぱり実戦に敵うものはないからね。レギロンも入って完全に出番はなさそうだからこれでよし。
ホッフェンハイムの試合は見てないけど、聞いたところによるとウイングバック起用になるのかな。モーゼスのようにウイングバックしかできない選手にはなって欲しくはないけれど、今は後ろも前も半端選手に見えるんで何か強みを見つけられると良い。
戻ってきてからはもう30歳が見えてきたソンのいいライバルになれるとありがたい。いや、またハードルだけ上げていくのはやめておこうか。攻撃の選手としてやっていくのなら、ゴールとアシスト合わせて最低でも10は記録して帰ってきてほしい。こだわれよ、ソンはそうやって上がってきたぞ。