2021年8月27日、トッテナム・ホットスパーはフランスのメスからセネガル代表パペ・サールの獲得を発表いたしました。
数年先への投資なので
試合挟んだのでちょっと遅くなりました。
1人出せば1人取っている今夏のスパーズ。シソコの放出と同日に発表になりましたが、中盤の選手ですが直接の後釜というわけではありません。パペ・サールはまだ18歳の有望株で今季はそのままメスにレンタル移籍という形になります。
ヨーロッパでは、主に強豪クラブではお馴染みのこのやり方。若い優秀な選手の市場価値が上がりすぎる前に獲得し、すぐにレンタルで出して経験を積ませ、トップチームで戦えるレベルに成長すればよし、ダメでもそれなりに金額で放出しようというやつです。
スパーズでは割と珍しいはずで今のメンバーだとクラークとアリくらいじゃないかな。クラークは2年前に獲得してずっとレンタルで武者修行してきて今年は今のところはトップチームに帯同していましが、プレシーズンを初めインパクトを示しているとは言えなそう。まだ20歳だから失敗というには早いけど。逆にアリは冬に獲得してそのシーズンはドンズにレンタルで残って翌年からの合流でした。そこからの活躍はいうに及ばず、おそらくフロントの予想外の成功例でしょう。でもどちらかというとアリのケースの方が稀です。あんな上手く行くことは滅多にない。
メスでは昨シーズン加わってから既にレギュラーで戦っているらしい。今季も開幕から3試合全部スタメン出場してるからもっともっと成長してくれるといいね。
というわけで、サールにも過度な期待は禁物です。まあ少なくとも1年はメスにいるので来夏にまた考えましょう。最終的な判断は22歳くらいですればいいはずです。