2022年7月8日、トッテナム・ホットスパーはバルセロナからのシーズンレンタルで、クレマン・ラングレを獲得したことを発表いたしました。
待望の左利きのセンターバック
これで5人目。キーパー、ウイングバック、ボランチ、フォワードときてセンターバック。恐ろしいほど順調だ。よく知らない若手を取ってくるのではなく、全て名の知れた即戦力。ダニエル・レヴィもやればできる。
23歳でバルセロナに加入し、フランス代表にも選ばれる順調なキャリアを積んできたものの、最近は評価を下げてしまっているらしい。そこでちょうど左利きのセンターバックを探していたスパーズにチャンスが巡ってきたと言うわけだ。
とりあえず1年間のレンタルというところは間違いなさそうで、買取オプションについては付属していないという報道が大半だった。一部どこかでオプションがついているという記事も見た気がするので曖昧だが、おそらくないと思われる。ここは金額の折り合いがつかなかったんでしょう。
コンテはスリーバックの左は左利きにするというこだわりが強いらしいが、今のところデイビスしかいなかった。だからこそ今夏の市場ではずっと左利きが噂に上がっていた。ようやくラングレの獲得が決まったけど、多分まだ探している。ラングレには左と真ん中のセンターバックにポジション争いを起こして欲しい。プレミアリーグには初挑戦だが、トップレベルでの経験は十分にあるはずだから期待できる。
ラングレの調子がどんなものかはこれから見極めないといけないが、ロメロ、ダイアー、デイビスの3人の並びは十分に安定しているので、ローテーションできるまでゆっくり状態をあげてほしい。スパーズに来てから色んな選手のレベルを上げてくれているコンテ再生工場の元で頑張っておくれ。