[CL]第5節 ボルシア・ドルトムント vs トッテナム・ホットスパー

2017-2018 UEFAチャンピオンズリーグ グループステージ第5節

Borussia Dortmund 1 – 2 Tottenham Hotspur

Stadium:シグナル・イドゥナ・パーク

得点
31分:ピエール・エメリク・オーバメヤン(Dortmund)
49分:ハリー・ケイン(Spurs)
76分:ソン・フンミン(Spurs)

トッテナム・ホットスパー
ロリス、ダイアー、サンチェス、フェルトンゲン、オーリエ、エリクセン(85’シソコ)、ウィンクス、アリ(81’デンベレ)、ローズ、ケイン(86’ジョレンテ)、ソン
sub:フォルム、トリッピアー、フォイス、デイビス

ボルシア・ドルトムント
ピュルキ(92’ヴァイデンフェラー)、バルトラ、トリャン、シュメルツァー、ザガドゥ(78’トプラク)、ゲッツェ、ヴァイグル、香川(66’カストロ)、ヤルモレンコ、ゲレイロ、オーバメヤン
sub:シャヒン、ダウド、フィリップ、シュールレ

勝ちに行ったこの一戦、逆転勝ちを収め死のグループの首位通過確定です。

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ベストメンバー

ケインを休ませたほうが良いのではと思っておりましたが、この日もスタメンで起用です。右足のテーピングも外れたようで、怪我の心配は小さくなってきているのかもしれません。他にも目立った変更点はなく5-3-2でのスタートです。ハイライトを見ると結構攻めていたようなので今日みたいな試合の時は3-5-2と表記するのが正しいのかも。フルで見られていないので、ケインの出来もシステムもわからないけど。

両サイドは完全にローテーションなんですね。よく言えば2チーム回せるだけの戦力が整っているということ。誰が出ても遜色なく戦えていて、それぞれ特徴に違いはあるので相手は対策しにくいかもしれません。悪く言えば突出した存在には誰もなれていないということ。もう記憶の中の存在でしかなくなっていますが、去年のローズなら文句なくスタメンでしょう。
今日は比較的サイドも高い位置を取り、攻撃に絡んでいたように見受けられます。トリッピアー&デイビスコンビだと重心が下がり目になるのでうまく組み合わせてみるのもありだと思います。両サイドともに下がり気味、上がり気味では攻める時に困りますので。

先制点はドルトムント
サイドから中央にパスを入れられ、ヤルモレンコの鮮やかなヒールパスに不意を突かれ、裏に向けたオーバメヤンが決めました。どうもこのスリーバックは裏を取られがちです。他にもいくつか裏を取られる場面がありました。その時は両サイドが残っていてオンサイドでしたが、あれだけ真ん中にディフェンスを揃えていながらそこを抜かれてしまうのはなんなんでしょうかね。距離感?ラインコントロール?ちょっとこれからしばらく注意してみていきますね。

その後もトッテナムはチャンスを作り続けていたようで、後半開始早々にケインのゴール、76分のソンのゴールで逆転です。どちらのゴールもアリのアシストでした。この二つの情報しかないけれど、やはりアリはフォワードのポジションではなく中盤スタートで前線に顔を出すスタイルのほうが合っている気がします。
そして相変わらず二人とも抜群にシュートがうまいです。ボールを受けたその瞬間にシュートまでのイメージができていて、トラップからの振りがあれだけ早いとディフェンスもキーパーも仕事をするのは難しい。そしてソン・フンミンはこれまでの対ドルトムント戦歴が10試合8ゴールとなったようです。

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首位通過確定

裏ではレアル・マドリーが6-0でアポエルを下しましたが、最終戦を待つことなくスパーズの首位通過が決まりました。うちがアポエルに負けてレアルがドルトムントに勝てば勝ち点では並ぶことになるけれど、チャンピオンズリーグのレギュレーションでは勝ち点の次は「得失点差」ではなく、「当該チームの対戦結果」が優先されるので。

『死のグループ』とも呼ばれていたグループHで自分たちでも驚くような結果になりました。
去年はヨーロッパの戦いでうまくいかず、さらにホームも慣れないスタジアムとのことで、不安は不安でしたが蓋を開けてみればまだ一度も負けていません。ちょっと思っていたよりもドルトムントが不振だった影響もないわけではありませんが、それでもスパーズは強くなっていると胸を張ってもいいですかね。

ポチェッティーノがどうするかはわかりませんが、次のアポエル戦はターンオーバーというのが定石です。これまで出番の少なかった選手たちにいい舞台でチャンスを与えられます。カラバオカップに敗退してそう言った機会が減ってしまったので主力を休ませないといけない。街が彩られる年末にプレミアリーグは最も厳しい時期を迎えるので、それに備えてうまくコントロールしていきましょう。

また週末に

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