タイトルの可能性はここにしかない vs AFCウィンブルドン

イングランドの1部リーグ、2部リーグのクラブは3回戦からの登場です。

伝統あるFAカップ、スパーズはまずフットボールリーグ1(3部相当)のAFCウィンブルドンと対戦します。

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残す大会は後3つだが

リーグ戦も半分を終えたところでFAカップが日程に組み込まれてきました。普段プレミアリーグ(1部)の試合ばかり追っている人にはあまり知らない話ですが、FAカップが開幕するのはリーグよりも早い8月の上旬でした。

最初は予選という形で始まり、ここに参戦するのは5部-10部のクラブたち。予選を勝ち上がったチームと3部と4部リーグのクラブを加えて1回戦と2回戦を戦います。2回戦終了時点で3部から10部までのクラブはわずか20チームに絞られます。非常に過酷な戦いだなあと思います。ここまでくればまず成功だったと言えるでしょう。
そして参加チームが出揃うのが今回の3回戦となります。勝ち上がってきた20チームに加え、チャンピオンシップ(2部)の24チーム、プレミアリーグ(1部)の20チームの合計64チームです。

2017-2018シーズンは早々にカラバオカップで敗退したため、残す大会は後3つです。プレミアリーグ、チャンピオンズリーグ、そしてこのFAカップ。数字の問題はさておき事実上プレミア優勝の可能性はありません。そして残るは2大会。どうですかねCLは。4回勝てば良いということを考えると可能性はゼロではないと思いますが、やはりまだ期待しきれないというか。。とはいえここはプレミアリーグです。FAカップを勝ち上がったところで、シティ、ユナイテッド、チェルシー、リヴァプールとCLに残る面々がいるわけでどちらにせよ厳しいことに変わりはない。喉から手が出るほど欲しいタイトルの可能性という点ではやはりFAカップなのかと思ってしまいます。

実はトッテナムはアーセナル、マンチェスター・ユナイテッドについで歴代3位となる8回の優勝をFAカップでは経験していました。最後の優勝は1990-1991シーズンなのでデータ上の話ではあるけども。

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怖いのは負けよりも再試合か

プレミアリーグを戦う全てのチームが恐れることは、敗退することよりも引き分けることです。FAカップの変わらぬ慣習により、引き分けの場合は再試合という形になります。ようやく最近少し変わったのは、両チームの合意があれば2試合目は延長やPKで決着できるということ。昔は延々再試合を繰り返していましたからね。それでも常に試合数の多さに嘆くプレミアのクラブからすれば、こんなことでさらに日程を濃くしたくないというのが本音です。

さて今回の対戦相手はAFCウィンブルドンというクラブ。フットボールリーグ1(3部)に所属するクラブです。馴染みはありませんが、調べてみるとデル・アリの全所属クラブ、MKドンズとなんやかんやあり最大のライバルとされるチームのようです。ちょっとしたつながりでした。
FAカップの魅力の一つといえばそう、ジャイアントキリング。これは下位のチームが上位のチームを倒すことですが、10部まで(さすがに3回戦にはいないけど)参加するこの大会では下のカテゴリーのクラブが上のカテゴリーのチームと対戦し、倒してしまうというのが面白い。今年もすでにストーク・シティが4部のチームに敗れました。そしてマーク・ヒューズは解任された。
さすがに大丈夫だとは思いたいが、メンバーを大きく入れ替えて戦うであろうこの試合、何があってもおかしくありません。
この大会がなくなればターンオーバーできる大会というのは無くなります。アピールの場を作るという意味でも。奮起していただきたいですね。

キックオフは日本時間24:00です。

トッテナム・ホットスパー:予想フォーメーション
GK フォルム
DF トリッピアー、サンチェス、フォイス、ウォーカー=ピータース
MF シソコ、ワニャマ、ラメラ、ウィンクス、エンクドゥ
FW ジョレンテ

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