超えられなかった壁を超えろ vs マンチェスター・ユナイテッド

今シーズン残された最後のタイトルへの挑戦は続く。

決勝をかけたユナイテッドとの激闘はウェンブリー・スタジアムで。

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2年連続準決勝への挑戦

1992年のプレミアリーグ設立以降、FAカップの準決勝に進出した回数はなんと7回。どうしてもここで勝つことができず、決勝戦に進むことはできていません。スパーズが最後にタイトルを獲得したのはちょうど10年前の2007-2008シーズンのリーグカップ(FAカップじゃない方)昨年も準決勝まで勝ち上がるもチェルシーに敗北し涙を飲んでいます。

今回の対戦相手はマンチェスター・ユナイテッド。同じ期間だけ見てもFAカップの優勝回数は5回に登ります。ミッドウィークには両者リーグ戦もあって、それなりに主力を温存しこの一戦に備えてきています。それでも連戦となってしまう選手はいます。中3日のトッテナムに対して中2日のユナイテッドであり、FAカップのルール上、準決勝と決勝はイングランドサッカー界の「聖地」ウェンブリーで行われることも、今シーズン使用してピッチに慣れているスパーズにやや部があるかもしれません。

4月7日に行われたマンチェスター・ダービーでは勝てば優勝が決まるシティに前半2失点のビハインドをひっくり返すなど、意地を見せたユナイテッドですが、それで気が抜けてしまったのか、盛り上がりに欠ける優勝をライバルにくれてやろうと思ったのか、最下位ウェストブロムに無様に敗れました。メンバーの入れ替えもあったボーンマス戦には勝ち調子を取り戻して土曜日を迎えます。

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3バックの可能性もあり?

先日も書きましたが、ブライトン戦で久々に出場機会を得た選手の中で良いプレーを見せていたのはアルデルヴァイレルトくらいでした。つまりそれ以外のメンバーは元のスタメンになると思われます。いつも試合前の会見では質問をのらりくらりと交わすことで芯を食った発言をしないポチェッティーノなので真意はわかりませんが、「3バックはあるのか」という記者の質問に「可能性の一つだね」と回答していました。

前線を見ると、ちょっと以前ほどに存在感を出せていないソン・フンミンと悪くはないけど得点に絡めていないラメラがポジションを争っているのが現状なので、ここは前線の枚数を減らしてバランスをとるのもいいんじゃないかと考えています。4バックで行くにしてもサンチェスではなくアルデルヴァイレルトを起用した方が、安定感もあり良いと思います。純粋なリーグ戦以上にプレッシャーのかかるシチュエーションであることを加味しても。

ユナイテッドは厄介なことにポグバが前目なポジションで起用されることで調子を上げてきているようです。アレクシス・サンチェスも批判されることが多い選手ではあれど、シティ戦のように難しい試合で結果を出す力のある選手。当確なのはルカクだけで、リンガード、ラッシュフォード、マルシャルといった突破系にサンチェス、マタ、ポグバといった創造系がいて、誰がどんな組み合わせでててくるかわかりません。やはりうちに比べると、層の厚さには明確な差がありますね。

調子の良いデンベレやエリクセンを中心にまずは中盤で主導権を握ること。1月に対戦した時は負ける気がしなかった。あの時のような試合の再現をお願いしたい。今度こそ決勝に行けるように「8度目の正直」を目指して。

キックオフは日本時間25:15です。

トッテナム・ホットスパー:予想フォーメーション
GK ロリス
DF D・サンチェス、アルデルヴァイレルト、フェルトンゲン
MF トリッピアー、ダイアー、デンベレ、デイビス
FW エリクセン、ケイン、アリ

マンチェスター・ユナイテッド:予想フォーメーション
GK デ=ヘア
DF バレンシア、バイリー、スモーリング、ヤング
MF エレーラ、マティッチ、ポグバ
FW リンガード、ルカク、A・サンチェス

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