2018-2019 プレミアリーグ 第7節
Huddersfield Town 0 – 2 Tottenham Hotspur
Stadium:ジョン・スミスズ・スタジアム
得点
26分:ハリー・ケイン(Spurs)
34分:ハリー・ケイン(Spurs)
トッテナム・ホットスパー
ガッサニーガ、アルデルヴァイレルト、サンチェス、フェルトンゲン(46’ウィンクス)、トリッピアー、ダイアー、デンベレ(46’ワニャマ)、ローズ、モウラ、ケイン、ソン(90’シソコ)
sub:ホワイトマン、デイビス、ラメラ、ジョレンテ
ハダースフィールド・タウン
レッスル、シンドラー(71’ムベンザ)、ヨルゲンセン、コンゴロ(29’ハテルギョナイ)、ドゥルム、モーイ、ホッグ、ビリング、レヴェ、プリチャード(85’スティーブ)、デポワトレ
sub:ハマー、スミス、スタンコビッチ、パラ
ケインの2ゴールで三連勝
それでも不安を抱えたままです
素晴らしい雰囲気のスタジアム
エリクセン不在が不安視される中、続けてデレ・アリまで直前に離脱することになりました。これまでに怪我をしてしまった部分の再発ということで、しばらくは欠場ということになりそうです。少なくとも次節は無理だそうです。急に前線が少なくなったので、3-4-2-1のフォーメーションを選択したポチェッティーノ。ケインの後ろにモウラとソンです。あとポチェッティーノはスーツをやめてジャージに戻っていました。
ハダースフィールドは予想外に高いテンションで向かってきました。監督のデビット・ワグナーはユルゲン・クロップがドルトムントの監督だった時にコーチを務めていたようで、一番近くでゲーゲンプレスを学んでいた人物です。スパーズの前線が全くボールを収められないこともあり、厳しいプレスで自由に繋げず、すぐに回収される難しい時間が続きました。一時はポゼッションが7:3ほどにされました。徐々に盛り返しても前半時点でポゼッション率で勝ったのはハダースフィールドの方でした。
プレスは予想外だったものの、攻撃のアイデアのなさは予想内でした。ペナルティエリアに迫れるのはロングスローを放る時のみ。頼みのロングスローも10回から20回ほどあったように思えますが、決定機に繋げられたことはなかったんじゃないだろうか。気持ちはすごく見えていたけど、攻撃に関しては問題だらけのようでした。
それでも試合開始から選手の気合いに答えるように声を出し続けていたサポーターは素晴らしかった。ハリセンのようなものをみんなが持っていてそれを叩いて大きな音を鳴らす応援です。バレーボールの代表戦で見るようなやつです。雰囲気的には。勝てていないどころか点も取れていないチームにも最後の最後まで応援は止みませんでした。ワンプレーワンプレーに対するリアクションやブーイングも大きいので審判はとてもやりにくそう。雰囲気に飲まれて笛を吹かせられるだけの力のあるホームのサポーターたちでした。
いきなり野戦病院
勝ってるチームにしては珍しく早めの選手交代をしたかと思えばフェルトンゲンもデンベレも負傷でした。なんでこう核の選手ばかり痛めていくのか。デンベレはちょっとした打撲だというコメントもあったので早期の復帰もあるかもしれません。ロリス、フォルム、エリクセン、オーリエ、アリ、フェルトンゲン、デンベレ。。相当やばいです。次はバルセロナです。
今日も明らかにポゼッションを捨てたスタイルで戦いましたが、こればチャンピオンズリーグに向けた練習でもあったかもしれません。そもそも全員揃っていても、バルセロナ相手にポゼッション型で臨めばまず完成度の違いを見せつけられると思います。グァルディオラ時代ほどではないにしても。負傷者が出まくったことでやるべきことは一つになりました。ただハダースフィールドにあのレベルのカウンターしか見舞えないのであれば、繰り出す間も無く敗れるでしょう。
フェルトンゲンのポジションにはダイアーが入り、ダブルボランチはウィンクスとワニャマに入れ替わりです。ダイアーはまあ頑張っていたかな。前半は相変わらず意味不明なパスミスが目立っていたけど。ボランチは特に目立っていうことがない。全ポジションの中でボランチだけが不安定です。第3キーパーは悪くないのに。
とはいえようやくシーズン初のクリーンシートです。よくやったぞ。水曜日は流石に無理だと思うので、前線の頑張りにかかっているぞ。