2018-2019 プレミアリーグ 第15節
Tottenham Hotspur 3 – 1 Southampton
Stadium:ウェンブリー・スタジアム
得点
9分:ハリー・ケイン(Spurs)
51分:ルーカス・モウラ(Spurs)
55分:ソン・フンミン(Spurs)
93分:チャーリー・オースティン(Saints)
トッテナム・ホットスパー
ロリス、トリッピアー(87’スキップ)、フォイス、アルデルヴァイレルト、ローズ、ダイアー、ウィンクス、エリクセン(79’アリ)、ソン、ケイン、モウラ(74’シソコ)
sub:ガッサニーガ、デイビス、オーリエ、ジョレンテ
サウサンプトン
マッカーシー、ソアレス、スティーブンス、吉田、ターゲット、デービス、ホイビュルク(88’ロメウ)、プラウズ、アームストロング(81’エルユノシ)、レドモンド、ガッビアディーニ(70’オースティン)
sub:グン、ヴェステルゴー、フート、バレリー
観客数は今季最低でしたが、
手堅く勝利です。
省エネフットボール
サウサンプトンの暫定監督はコーチを務めていたケビン・デイビスです。この人はポチェッティーノがサウサンプトンで監督をやっていた頃にキャプテンマークを巻いていた選手でした。新監督はライプツィヒで評価を高めたラルフ・ハーゼンヒュットルになる模様です。
ミッドウィーク開催の影響もあり、お客さんは33,000人ほど。これは今季一番少ない数字で収容人数の3分の1程度です。スタジアムも静か目なら試合も静かなものでした。18位に低迷し、監督も解任された割にセインツには元気がありません。前から追ってくるわけでもなければ、後方のラインもバラバラで大いにスペースが空いていた。全体的にエネルギーに欠けていてまるで危機感は無いようです。新指揮官はよく走りよく戦うエネルギッシュなチームづくりをする監督です。さてこのメンバーがいきなり走れるようになるのでしょうか。
スパーズの方も相手に合わせた力の入れ方でゆっくり試合を進めます。幸先よく先制したため気持ちもだいぶ楽になったはず。60分までに3つ取れたのは厳しい日程を戦う中でかなり理想的でした。終盤は受けに回っていたけど、試合を通りて無理をすることなく着実に勝点を奪えた試合です。もしハイライトだけみればなかなか信じられないでしょうが、ポスト3つにロリスのスーパーセーブが最低でも3つはあった割に、ゴールを奪われる匂いはほとんどしませんでした。いや、一点は取られたけど。
順位上がりました
見る側には面白い試合ではなかったけど、これでまた一つ白星を増やすことになりました。裏でアーセナルはユナイテッドに引き分けてチェルシーがウルブズに敗れたため、またしても3位に返り咲きです。ケインは結局フル出場だったけど、そんなにハードな試合ではなかったし、連戦しているシソコあたりを休ませることができたのは収穫です。情報ないけどベンチにも入っていなかったラメラは怪我ですかね?
やっと復帰したトリッピアーはアルデルヴァイレルトからの斜めのフィードを再三引き出していて、存在感を見せていました。全然ハードな試合ではなかったけど、終盤に足を抑えて自ら交代を申し出ていました。鼠径部の負傷の再発かもしれません。これが一番この試合のトピックスかもしれない。
その代わりに入ったのはオリバー・スキップ。これがプレミアデビュー戦です。今季はちょくちょくベンチに入っていたけど、なかなか投入できるような展開にならなかったので見送られていました。ようやくです。積極的なドリブルと意外性のある縦パスを短い時間で見せてくれました。まずはウィンクスを脅かせるようにそのセンスを磨いていって欲しい。確かそんなに若いわけではなかった気がするのでそんなには待てないけどね。
最後にソン・フンミンは今日のゴールでヨーロッパ通算100ゴールを達成したそうです。これはかなりの記録だと思うし、やはりアジア人として頭3つくらいは抜けているな、と。先日の代表ウィーク明けから明らかに調子が上がっているのでしばらく攻撃の軸の一つであり続けてくれるでしょう。さあ、切り替えて次の試合に向かおうか。