試合結果

[CL]GS第5節 トッテナム・ホットスパー vs オリンピアコス

投稿日:2019年11月30日 更新日:

2019-2020 チャンピオンズリーグ GS第5節

Tottenham Hotspur 4 – 2 Olympiacos

Stadium:トッテナム・ホットスパー・スタジアム
通算戦歴:9勝4敗3分(勝率:56%)

得点
 6分:ユセフ・エル=アラビ(Olympiacos)
19分:ルベン・セメド(Olympiacos)
45分:デレ・アリ(Spurs)
50分:ハリー・ケイン(Spurs)
73分:セルジュ・オーリエ(Spurs)
77分:ハリー・ケイン(Spurs)

トッテナム・ホットスパー
FW ケイン
MF ソン、ウィンクス、アリ(83’エンドンベレ)、ダイアー(28’エリクセン)、モウラ(61’シソコ)
DF ローズ、サンチェス、アルデルヴァイレルト、オーリエ
GK ガッサニーガ
sub:オースティン、フェルトンゲン、セセニョン、ロチェルソ

オリンピアコス
FW アラビ(85’ゲレーロ)
MF マソラス、ブハラキス(74’ヴァルブエナ)、ギリェルメ、カマラ、ポデンセ(78’ランデロビッチ)
DF ツィミカス、メリア、セメド、エラブデラウイ
GK サー
sub:アラン、パパドプロス、トロシディス、ベンジア

不安定な立ち上がりから一転
綺麗な逆転を見せてくれました。

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早くも巧みなベンチワーク

ジョゼ・モウリーニョ監督のトッテナム・ホットスパー・スタジアムでの初戦ということで、注目の集まるこの試合。スパーズが勝てばこのグループはバイエルンとトッテナムの勝ち抜けが決まります。最下位に沈むオリンピアコスが突破の希望を繋ぐには、アウェーの地で勝たなければなりません。

色々な選手を試してほしいと思っていましたが、ウェストハム戦からの変更はデイビスからローズのところだけ。戦術的な変更ではなく、デイビスの怪我によるものです。そのデイビスはせっかく監督が変わって重用されそうな気配を感じられた中で痛い戦線離脱です。どうやら靭帯を痛めたようで、それなりに長期離脱になりそうです。彼はスタメンを勝ち取る運命にはない選手なのでしょうか。獲得した当初はウイング起用を見ていたとはいえ、セセニョンを獲得しておいてよかったですね。彼には出場の機会が巡ってきそうな気がします。

試しながら戦力の底上げをするよりも、まずは一つの形を極めようという思惑でしょうか。並びはもちろん変更なしですし、デイビスのやっていた左サイドバックを含めた可動式スリーバックはこの試合でも継続です。

スタートは勝つしかないオリンピアコスの勢いに飲まれる格好になりました。丁寧にパスを繋ぎながらしっかりフィニッシュまで持ってきて、あっさり6分に先制される。このシーン、こぼれ玉を拾ったエルアラビに対し、ウィンクスがあっさりとかわされたところがまず良くないですし、他の選手も近くにおらず、ミドルの体制に入ってもアルデルヴァイレルトとサンチェスが寄せに行くのを躊躇ってしまい、フリーで打たれたものでした。2点目のコーナーキックは見事でしたが、最初の失点は防げるものでした。早々の失点にスタジアムは不安げな空気になり、モウリーニョはずっと選手達に落ち着くように促していました。

そして流れを取り戻せないピッチを見ると、なんと28分にダイアーに替えてエリクセンというモウリーニョの決断です。負傷以外の理由で前半に下げられるのは選手としては屈辱もの。めったにしない交代だし、少なくともスパーズでこんなに早い交代は見た記憶がありません。後にダイアーには謝罪したそうですが、結果的にはこの決断が良い結果を生みました。

確かに前半のスパーズはよくなかった。それぞれの悪い部分ばかり出てしまっていた。モウラとソンは孤立してしまいやや無謀でもドリブルで仕掛けるしかなくなっていて、ゲームメイクするはずのアリはゴール近くでもらいたくなってボールから遠いところにいる。ケインも最前線に残っているのでまた試合から消えていました。さらにローズは自分の色を出していきたいのか、後方でボールを持っても常に縦への勝負パスを狙い続けてカットされるということを繰り返していました。それはきっと、今は求められていないぞ。

ロスタイムのメリアの空振りにより、幸運な追撃弾を頂戴すると、後半の開始からエンジン全開でゴールを狙い、ボールボーイの素晴らしいお膳立てもあった綺麗な速攻で同点。逆転ゴールはしばらく見られていなかった遅攻の崩しによるものでした。エリクセンの美しいフリーキックからのケインのゴールも決まり、終わってみれば4-2でグループステージ突破が確実なものになりました。

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本物の復活か

成績悪化による監督解任劇は特に珍しいことでもありません。そしてそういうチームを見ているといわゆる「解任ブースト」で一時的に成績が向上するというものよくあること。今のスパーズを見ていてもたしかに数週間前に比べて選手の運動量も上がっている気がします。まだまだ安心するのは早いでしょう。

本来は攻撃力がウリのローズ、セセニョンの左サイドバックもこのまま行けばバランス重視のポジションになる。きっとそういう使い方では近いうちにボロが出るでしょうし、ウィンクス、ダイアーのボランチもあまり強固さは感じられません。やっとボランチに居場所を見つけたのに、またサイドに戻されたシソコはポジショニングに戸惑っていてやりにくそうにも見えています。

アリ、ケイン、ソンの調子がよく、エリクセンも目処が立てば単純な攻撃力はひとまず大丈夫ですが、それでは2年前に逆戻りです。ロチェルソ、セセニョン、エンドンベレの新加入組は再び監督へのアピールからやり直しになりました。まだまだ課題は山のようにありますが、ボールボーイと戯れるくらいモウリーニョに心の余裕があるうちはきっと問題ないのでしょう。プレミアリーグのがっかりする順位表も実は5位まで3ポイントと大きすぎる遅れではありません。ここからしっかり巻き返していこうぜ。

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