何も変わっていないのに変わった気がする vs サウサンプトン

まずは今季初勝利を。

明るい未来が見えてきた。

スポンサーリンク

雰囲気はたしかに変わったから

 先週の日曜日、世界中のスパーズサポーターの顔は曇っていた。去年はモウリーニョに時間が与えられなかったために許容できていたのに、プレシーズンを経て何も変わっていないどころか、むしろ悪化して見てたあの試合をポジティブに捉えられた人はいなかったはず。

 木曜日のヨーロッパリーグも内容は悪いままだったらしい。最終盤の相手の自滅がなければどうなっていたのかわからない。勝ちはしたものの、ムードは暗いままだ。

 そこから中2日でチームの、というかサポーターの顔色は変わった。レギロンとベイルの加入はそれだけの力があった。さすがに今日の試合はレギロンも間に合わないかもしれないが、我々は楽しみだし、ポジションを争う選手たちは目の色を変えてくるだろう。

 先にセインツの話をしておくと、結果しか見ていないがうちと同じような状況にありそう。開幕戦はアウェーでパレスに1-0で負け、ミッドウィークにはチャンピオンシップ(2部)のブレントフォードにホームで0-2で破れている。しかも本気メンバーで。

 まあ、ブレントフォードは昨年プレーオフまで進んでいるし、順位的にはフルハムよりも上だったわけで、準プレミア級のクラブなのかもしれないが、それにしても2試合で1点も取れていないのは深刻だ。まあそういう相手のエースにしれっと点を取られるのがスパーズなわけだが。

 セインツとは今夏にホイビュアとカイル・ウォーカー=ピータースを交換したばかり。KWPもちゃんと出ているらしい、よかった。まだ古巣と対戦するのは変な感じだろうが、KWPの方がより、燃えていると思われる。

スポンサーリンク

チームのため、自分のため

 攻撃がうまく行っていない。この問題は早急に解決しなければいけない。ベイルを待っているわけにはいかないから。

 エヴァートン戦を見て思うのは、いや前からわかっていたことでもあるが、前線に動きがないといこと。基本ポジションを離れることは少なく、多少動いても周りが連動してくることがない。そのため、パスをもらうときは常に相手を背負うことになり、さらにサポートもできていない。ボールが出てから動き出す、イメージの共有が足りていない。

 例えばリヴァプールのスリートップが躍動しているのは、フィルミーノの存在が大きいと言われている。ボールを引き出すための動きの質が高く、フィルミーノが一番上を空けてそこに他の選手が入っていく。センターフォワードながらまずはチームのことを考えてくれる選手がいることが、周囲ならびに自分の結果につながっているのだ。

 今のスパーズはみんな自分がフィニッシャーになることを考えて動いている、ポジションを取っている。おかげで組み立てのパスが出ず、結果としてチャンスすら作れない。かつてはエリクセンのようなパサーがいたから1発で決定機を作れていたけど、今はそのレベルの選手はいない。エリクセンがいた時期ももう少しみんな引き出す動きしていたと思うけどね。

 すぐにシュートに持ち込めない局面でも顔を出して、前線に変化を生み出せる選手がほしい。仮に自分が点を取れなくても、そういう動きで貢献できればスタメンのチャンスはあると言える。ただでさえ人員過多の2列目にベイルが入ってきて、焦る気持ちはあるだろうが、冷静にチームのために走ろう。

キックオフは日本時間20:00です。

トッテナム・ホットスパー:予想フォーメーション
FW ソン、ケイン、モウラ
MF ウィンクス、ロチェルソ、ホイビュア
DF デイビス、ダイアー、アルデルヴァイレルト、ドハーティ
GK ロリス

サウサンプトン:予想フォーメーション
FW イングス、アダムス
MF レドモンド、ロメウ、プラウズ、テラ
DF バートランド、ベドナレク、スティーブンス、ウォーカー=ピータース
GK マッカーシー

スポンサーリンク

関連

2020-2021シーズン 試合結果一覧

スポンサーリンク
最新情報をチェックしよう!
%d人のブロガーが「いいね」をつけました。