[PL]第4節 マンチェスター・ユナイテッド vs トッテナム・ホットスパー

2020-2021 プレミアリーグ 第4節

Manchester United 1 – 6 Tottenham Hotspur

Stadium:オールド・トラッフォード 

得点
 2分:ブルーノ・フェルナンデス(United)
 4分:タンギ・エンドンベレ(Spurs)
 7分:ソン・フンミン(Spurs)
31分:ハリー・ケイン(Spurs)
37分:ソン・フンミン(Spurs)
51分:セルジュ・オーリエ(Spurs)
79分:ハリー・ケイン(Spurs)

トッテナム・ホットスパー
FW ソン(73’デイビス)、ケイン、ラメラ(46’モウラ)
MF エンドンベレ(69’アリ)、ホイビュア、シソコ
DF レギロン、ダイアー、サンチェス、オーリエ
GK ロリス
sub:ハート、ドハーティ、アルデルヴァイレルト、ウィンクス

マンチェスター・ユナイテッド
FW ラッシュフォード、マルシャル、グリーンウッド(68’ファンデベーグ)
MF フェルナンデス(46’フレッジ)、マティッチ(46’マクトミネイ)、ポグバ
DF ショー、マグワイア、バイリー、ワンビサカ
GK デヘア
sub:ヘンダーソン、リンデロフ、マタ、リンガード

歴史に残る大勝劇

オールド・トラッフォードでユナイテッド粉砕したぜ!

スポンサーリンク

退場がなかったとしても

 週4試合の締めくくりはマンチェスター・ユナイテッド。レギロンがプレミアデビュー、右サイドバックはオーリエが選ばれ、右ウイングも不動のモウラが遂に落選し、エリク・ラメラが入った。モウリーニョはいつも、ビッグマッチとみなした試合では変化を加えてくる。

 立ち上がりの勢いのままにPKで先行されるも、7分までにツーチャンスで逆転。いつぞやのCLシティ戦を彷彿とさせるような勢いのある序盤だ。ちなみに僕は見逃し配信で見たということもあり、逆転した時点でテンションが上がってもう一回最初から見ました。2回目も同じように声出ました。

 ラメラが上手に(?)マルシャルを退場に追いやり、直後のケインのゴールで試合の行方は決まってしまったが、正直退場があろうがなかろうがこの日のスパーズは勝っていたと思う。あれがなくても1-6で終わったのがせいぜい1-4ぐらいに軽減されるくらいだ。それくらい完璧だった。

 ちょっと話したいことが多いから、都合よく試合のない週末にもうひと記事追って書きたいと思う。今日は選手のパフォーマンスに注目する。

 まずラメラ、かなり良かったように思うんだけど、何が気に食わなくて前半で代えられたのかね。わからん。久々の先発に気合が入っていて、プレスの強度は高いしボールのあるところに顔を出しては攻撃を活性化させていた。

 強いていうならテンポよくパスが回る中で一人だけ球離れが悪かったけど、それはそれでリズムが変わって相手は対応できていなかったし、何より後半のモウラは消えていたので違いが目立った。

 続いてエンドンベレ。たぶんまだ、ロチェルソが健在ならベンチスタートのはずだが、気持ち入った同点ゴールも取ったし、攻撃面で変化をつける役割は効いていた。守備に入った時に追いかけるスピードが遅かったり、時折変な奪われ方をするのは困るけど、これは税金みたいなものだと思ってる。

 これも代わって入ったアリと比較してみると、存在感がわかる。エンドンベレを見た後だと、目の前の選手を剥がせないアリじゃ物足りなく感じてしまう。そこで勝負する必要はもちろんないが、他の面での良さもさほど出せてはいなかった。

スポンサーリンク

サイドバックの充実

 続いてレギロン。プレミアデビューおめでとう。攻撃面ではデイビスとは比にならないくらい良い。ボールを持った時の選択肢が、まず前を見るとことから始まってくれるのは好感度高いよ。デイビスは横か後ろだから。

 戦術的な変更もあってどんどん前に出て行った。ワンツーで出て行くことも多く、期待感がある。後半にウイングとしてもプレーしてくれた。これをセセニョンに求めていたんだけどな。ドイツで武者修行してくるんだよ。この件も書かないとな。また後日。

 オーリエはポジションのライバルが入ったおかげか伸び伸びとやれていた。ポジション争いのモチベーションだけでなく、休養が取れていることも大きいと思われる。去年は彼しかいなかったからね。

 レギロンが確保するであろう左サイドに対して、右は激戦の様相を呈してきた。ドハーティも今の所は「いい感じ」なだけだ。オーリエが得点という結果も残してしまった以上、思っていたより簡単にポジションは奪えなそうだ。

 やはりサイドバックのレベルが上がってくるとチームは強くなる。去年は決定的に欠けていたのがここの質だったから。同じポジションに二人ずついるメリットはケガや疲労の代役だけではないなとつくづく感じるわ。

 それにしても衝撃の試合だった。さぞニュースの一面かと思いきや、裏でヴィラがリヴァプールに7点とったおかげで、目に飛び込んできたのは「王者がまさかの7失点」の記事だった。まあ1日後に見た自分からすると誤って結果を知らずに助かったわけだけど・・・

 すでに代表を離脱している選手も出ているが、今の調子を壊さない程度に試合に出つつ、お願いだから怪我をせずに戻ってきてほしい。最高の試合だった。ここまでのプレミア4試合の中ではベストゲーム。ありがとう。よくやった。

スポンサーリンク

関連

2020-2021シーズン 試合結果一覧

スポンサーリンク
最新情報をチェックしよう!
%d人のブロガーが「いいね」をつけました。