残り試合をどう考えるのか vs シェフィールド・ユナイテッド

タイトルを逃した失望から1週間、立ち直って戦おう

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全勝はもちろん狙うだろうが

 残すところはリーグ戦の5試合のみとなってしまった。4位の可能性は相当低い。それでも数字の上では終わっていないのだから、最後まで戦うべきだ。上にまだ3チームいる以上、5戦全勝する他はありえない。個人的には前節あたりで言ったように希望を持つ気には到底なれないのだが。

 シェフィールドはシーズンを通して、昨シーズンの躍進の感覚を取り戻すことができず、降格が決まってしまった。直近のブライトン戦は1ヶ月半振りの白星を上げてはいるが、それだけで状況が改善したとはいえないでしょう。ちなみにシェフィールドは今季の公式戦であげた勝利は全て1点差でのものだった。珍しい記録じゃないかね。

 シティとの決勝戦を受けて、メイソン新監督が一体どのような選手選考をしてくるのかが読みにくくなってきた。傾向としては自分が選手時代に共に戦った選手や、ポチェッティーノ時代の中心選手を優先しがちというところか。

 変な話、本気で4位以内を諦めず、真剣に残り試合の全勝を目指すのであればエンドンベレやラメラに変わってシソコやベルフワインが選ばれるのはフェアとは思えない。

 ただそれがあくまでも表面上の発言で、実際は来年以降を見越し、出場機会の激減している選手たちの再生に当てるというのなら、それはそれでアリだと思っている。そうして全体の活性化を計りつつ、攻撃的なイメージを取り戻そうとするのなら、悪いことではない。もっとも、そんな器用なことが経験2試合の新参監督に出来るのかは疑問だけど。

 こうして色々考えなければ、実は久しぶりに試合が楽しみになってきているのを感じる。セインツ戦の後半はポジティブなものだったし、シティとの差は歴然だったが、最後の10分までは想像以上に粘れていた。いわゆる解任ブースト的な勢いはシティ戦で失ってしまったかもしれないが、積極的なスタイルが少しでも戻っていると嬉しく思う。

キックオフは日本時間27:15です。

トッテナム・ホットスパー:予想フォーメーション
FW ソン、ケイン、ベイル
MF ホイビュア、モウラ、エンドンベレ
DF レギロン、ダイアー、アルデルヴァイレルト、オーリエ
GK ロリス

シェフィールド・ユナイテッド:予想フォーメーション
FW ブリュースター、マクゴールドリック
MF スティーブンス、フレック、ノーウッド、オズボーン、バルドック
DF ブライアン、イーガン、アンパドゥ
GK ラムズデール

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