プレミアに誕生した新たな金持ちクラブ vs ニューカッスル・ユナイテッド

プレミアリーグ第8節、注目が集まる新生ニューカッスルの初陣に当たりました。

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数年後にはどうなっていることか

 このインターナショナルウィークに話題の中心にしたのがニューカッスル・ユナイテッド。詳しいことはよく知らないけど、要するに金持ちクラブになったようです。チェルシーやシティのようになっていくのだろうか。

 クラブの買収が決まり資金力を得たことと、ここまで今季の公式戦で1勝もあげられていない現状を見て、今日の試合をまたずしてスティーブ・ブルースは解任となるのではないかという見方が強くありましたが、たぶん次の監督の目処が立っていないせいもあり、とりあえず監督の交代はありません。

 それはさておき今後間違いなく厄介な存在になります。今いる選手の9割くらいは3年以内に入れ替わり、5年もたてば全く違うチームになっていることでしょう。その頃にはスパーズなんか眼中にない、チャンピオンズリーグの常連になっているかもしれない。最も順調にいった時の想定だけど、あり得ないとは言えない話だ。

 これまではそうしたお金の力の強いクラブを冷めた目で見ていたけど、プレミアは中堅どころでも余裕のあるクラブが増えてきた。レスター、ウルブズ、ヴィラなんかもそうだ。10年後にはそうしたクラブの方が多数派になっているのかもしれないね。もちろんスパーズも世界的に見れば相当な金持ちクラブではあるんだけど。

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どういうメンバーなのか予想できない

 さあニューカッスルの事情はさておき、目の前の試合に集中しよう。また代表遠征を経て起用できるかわからない選手が増えてしまった。前回とは異なり南米から帰ってくる選手の隔離期間は減らされただか無くなっただかでメンバー入りはできるようだが、あとは疲労回復がどれだけできているか。あとは誰なのかはわからないけど、コロナの陽性者も2人出ているらしい。

 だから予想ではなく希望をベースに考える。まずディフェンスラインに、ロメロは必要な存在だ。ここまで出場機会は抑え気味だが、出ればその存在感は絶大で、ちょっと他の選手では替えが効かない。コロンビアに行ったけど出番のなかったらしいサンチェスよりも、3試合に出てきたロメロを使って欲しい。サンチェスの立場ないけど。

 中盤は個人的にはちょっと残念なんだけど、ダブルボランチが今は安定するようだ。スキップ、ホイビュアを後ろに置いて、前には変わらずエンドンベレかな。アンカーに挑戦するのはもう少しチームが安定してからにしよう。

 前線は今のところ、合格点だと言える活躍をしているのはソンだけだ。それでもケインは当確で、右をモウラとロチェルソが優勢でヒルが割って入るかという形。左のソンに比べて右は与えられている役割が色々ありそうなので、単純には評価しにくいけれど、やっぱり得点に関われるようになってほしい。

 いずれにせよ、今の課題は走ることや戦うことだ。あまりにも酷い9月を経て、ヴィラ戦では反省の最低部分をクリアしたに過ぎない。それも継続できなければ意味がないから。

キックオフは日本時間24:30です。

トッテナム・ホットスパー:予想フォーメーション
FW ソン、ケイン、モウラ
MF スキップ、エンドンベレ、ホイビュア
DF レギロン、ダイアー、ロメロ、エメルソン
GK ロリス

ニューカッスル・ユナイテッド:予想フォーメーション
FW サンマクシマン、ジョエリントン、アルミロン
MF ヘイデン、ロングスタッフ、ウィロック
DF リッチー、クラーク、フェルナンデス、マンキージョ
GK ダーロウ

2021-2022シーズン 試合結果一覧

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