トレーニングの成果はいかに vs リーズ・ユナイテッド

プレミアリーグ第12節、ここから年明けまで連戦が続く

スポンサーリンク

去年の勢いはなくなった

 マルセロ・ビエルサ4年目のリーズはプレミア2シーズン目にして苦戦し始めている。昨年はエネルギッシュで戦術的なチームが久しぶりのプレミアの舞台で躍動し、9位フィニッシュと大健闘した。今年はここまで17位に沈んでいる。下位6クラブのうち、監督が替わっていないのはバーンリーのショーン・ダイシとリーズのビエルサだけだ。

 バンフォードだったりエイリングだったりと、そこまで真剣にリーズの試合を追っていないながらも印象に残る中心選手が離脱していたりというのは成績が上がらない要因にありそうだ。フォーメーションも色々試しつつ解決策を探している。

 特にバンフォード以外にセンターフォワードタイプの選手はいないようで、本来はサイドを主戦場とするロドリゴやジェイムズが真ん中に入って凌いでいる。得点はここまでリーグワースト3タイの11ゴールだ。ちなみにスパーズは9ゴールなので人のことを言っている場合じゃありませんでした。

スポンサーリンク

ハードな2週間だったようで

 アントニオ・コンテが就任してから、いくつかのインタビューで選手のフィジカル面の強化が必要だと今のチームの問題点を挙げていた。代表に選ばれず、この2週間をクラブで過ごした選手たちは厳しいトレーニングを積んできたはずだ。変わっている事を願う。

 体力面だけでなく、コンテの考えを浸透させる上でもこの2週間は重要だった。今日の試合を皮切りに、週2の試合が今年いっぱい続いていく。そうなれば日々の練習は疲労回復が主になり、まとまった練習の時間は取れなくなる。新しいスリーバックを自分たちのものに少しはできたのだろうか。

 前節とは多少メンバーが変わる。ディフェンスラインは代表活動でロメロが負傷してしまい離脱。サンチェス、ロドン、タンガンガという候補のうち、コンテの中で4番手扱いは誰なのかがわかる。おそらくはダビンソン・サンチェス。

 それからスキップが累積警告による出場停止なので、今シーズン不動のホイビュアの相棒が変更になる。ここに入るのはウィンクスかエンドンベレか。ウィンクスならば役割はスキップと似たようなものになると思うし、エンドンベレならばだいぶ違うスタイルになる。ここもどういう選択をするか注目だ。エンドンベレがトップ下ではなくボランチの一角としても輝けるのであればそれはチームにとってプラスだ。元々そのつもりで獲得した選手のはずだし。

 プレミアでのコンテの初戦は0-0だった。得点は取れないままだったが守備面は良くなった。クリーンシートを達成したのは3節以来のことなのだから。ここからはそのバランスは維持しつつ、完全に失われている攻撃の方法を構築し直すことだ。最前線のケインは代表で2試合7ゴールとゲームみたいな活躍をしたらしいのでそこにボールを届ければ決めてくれるだろう。

キックオフは日本時間25:00です。

トッテナム・ホットスパー:予想フォーメーション
FW ソン、ケイン、モウラ
MF レギロン、エンドンベレ、ホイビュア、エメルソン
DF デイビス、ダイアー、サンチェス
GK ロリス

リーズ・ユナイテッド:予想フォーメーション
FW ロドリゴ
MF ジェイムズ、フォーショー、ハリソン、フィリップス、ラフィーニャ
DF ストライク、クーパー、ジョレンテ、ダラス
GK メリエ

2021-2022シーズン 試合結果一覧

スポンサーリンク
スポンサーリンク
最新情報をチェックしよう!