プレミアリーグ第26節、ダブルを狙うなんて高望みですかね?
状態が悪いので気分は楽
今シーズン2度目の3連敗のさなかにいるコンテスパーズ。本日の対戦相手は今年も独走中の絶対王者、マンチェスター・シティだ。つまり王手、シーズン初めての4連敗に向けて。
コンテが就任してから、リーグテーブルのTOP10にいるクラブには勝てていないという記事か何かを見た。僕たちは目を覚ます時なのかもしれない。監督が変わってすぐに結果が出るようにはなったものの、ここ数年停滞し続けていたチームの根本が変わったわけではないという事実を受け止めよう。
では諦めようという話ではない。なにせ開幕戦でシティを止めたのは我々だし、あの時はケインとロメロとエメルソンがいなかった。それにこれは不思議なことなんだけど、そこまでシティに苦手意識はないんだよね、むしろシティから見てスパーズはやりにくいチームなんじゃなかろうか。
さてここ数試合の止まらない守備崩壊を受けて、コンテはどのような修正を施してくるだろうか。
まず大きいのはダイアーの復帰だ。スリーバックを継続するのなら、中央にはダイアーをおいて、右にロメロを置くのが今の理想。ロメロは積極的に前に出て刈り取りたいタイプなので、カバーしてくれる人がいる方がやりやすいと思う。長くロメロが離脱していて、戻ってきたと思ったらダイアーがいなくなった。やっと理想的な組み合わせが試せる。
デイビスは・・・デイビスは不動かな。左利きのセンターバックが他にいないし、攻撃面の貢献は大きい。2試合連続で直接のミスで失点を生んでいるのは困ったものだが、補強できるまでは他に適任がいない。今さら左CBにロドンが試されることもないだろうなあ。不憫だけど。
中盤にホイビュアとウィンクスとベンタンクールを並べてくるとか、そもそも4-2-3-1にしてクルゼフスキトップ下とか他にも色々なアイデアは思いつく。前節の終わりにスタメン選考の反省を口にしていただけに、どんな感じでシティに立ち向かうのか興味深い。
戦術や選手と同じくらいメンタル面も大切だ。インテンシティを取り戻し、下がりすぎずに前向きにボールを奪いにいく姿勢を見せなければいけない。そういう意味でもホイビュアは中盤に戻すべきだと思う。過度に恐れることなんてない。そもそも相手は格上のチームであり、3連敗中で8位のスパーズに失うものなんてないじゃないか。失うものがあるとすれば、闘う意志そのものだ。
キックオフは日本時間25:30です。
トッテナム・ホットスパー:予想フォーメーション
FW ソン、ケイン
MF レギロン、ベンタンクール、ウィンクス、ホイビュア、エメルソン
DF デイビス、ダイアー、ロメロ
GK ロリス
マンチェスター・シティ:予想フォーメーション
FW スターリング、シウバ、マフレズ
MF フォーデン、ロドリ、デブライネ
DF カンセロ、アケ、ディアス、ウォーカー
GK エデルソン