[FA]5回戦 シェフィールド・ユナイテッド vs トッテナム・ホットスパー

2022-2023 FAカップ 5回戦

Sheffield United  1 – 0 Tottenham Hotspur 

Stadium:ブラモール・レーン

得点
79分:イリマン・エンディアイエ(Blades)

トッテナム・ホットスパー
FW ソン、リシャルリソン(65’ケイン)、モウラ(73’クルゼフスキ)
MF ペリシッチ、ホイビュア、サール(73’スキップ)、ポロ(82’ダンジュマ)
DF デイビス、ダイアー、サンチェス
GK フォースター
sub:オースティン、ロメロ、タンガンガ、ラングレ、ディヴァイン

ですよね、って感じ

 「トッテナム、2部を相手にまさかの敗退」みたいな見出し記事をたくさん見かけました。スパーズサポーターの皆さんに聞きたい。意外でした?驚きでした?そんなことないですよね。逆に驚いていない自分にびっくりというか。毎年のことなんで慣れてきてる。でもちゃんと腹が立ったので諦めてはいないみたいだけど。

 こんな試合に良いところを見つけて無駄にポジティブしていく気分にはならないのでひたすら文句を言います。まずは誰にしようかな。右サイド全員かな。

 ロメロを休ませるための選択肢はサンチェスとタンガンガ。今日はサンチェスが選ばれたけど、たぶんどっちでも変わらない。文句を言いますと書き初めたが、サンチェスに関してはいうことがない。加入後ずっと思っていたことを今日も思いましたよっていうだけ。ボール持ってて一人で転んで奪われた場面は絶望だった。

 ポロは2度目の先発で今回こそは頑張るんだという気持ちを感じた。そうしたギラギラ感はとても大事。そうした姿勢はいつか身を結んでくれるはずだ。しかしまだ自分を出すことを意識しすぎて、無駄に仕掛けては奪われることが多かった。プレミアであれをやられるとキツい。特に今はエメルソンが安定しているから。ただ、高い位置でも仕掛けや、裏を取る動きには光るものはあったと思う。動きのバリエーションのないペリシッチよりも何かが起こりそうな気がしていた。

 ペリシッチは放っておいても単独でクロスまでいけてしまうのは強みだが、今までそんな戦いをしてこなかったせいもあり、クロスがチャンスになりにくい。中の入り方もあるし、クロスに強いのがケインしかいないことが問題か。いずれにせよ、ペリシッチのサイドからの攻略は一か八かすぎて良くないね。

 ちょっと話は逸れたけど、あとはルーカス・モウラだ。おそらくこれがスパーズでの最後のスタメンになったでしょう。長い間お疲れ様でした。こちらもサンチェス同様に何年も思っていることを思っただけ。中央でボールを引き出して前を向いてボールを運ぶプレーに関してはソンよりも全然うまくて、ひょっとするとこのフォーメーションに合うのかもしれないと期待したけど、相変わらずドリブルだけで周りを使えないので意味がない。加えて守備はほぼいないのと同じくらい、寄せないし走らないし奪いに行かないので今後はもう厳しい。

 たまにローテーションをしてみると、ケインがいないとビルドアップもままならないし、クルゼフスキがいないと崩しのアイデアがないことが露呈してしまう。裏を狙う選手はいないし、連携したプレーもない。今年はFAカップと取るには結構チャンスだと思ったんだけどなあ。組み合わせもいいし、負けてる上位クラブも多いし。これが来年の人事に強い影響を与えないことを祈るだけだよ。

2022-2023シーズン 試合結果一覧

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