U-20ワールドカップは通過点にすぎない

日本代表も出場していたU-20ワールドカップ
イングランド代表の優勝で幕を閉じました。

トッテナムからは3選手が出場していました。

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優勝という経験は素晴らしい財産

優勝したイングランド代表にはジョシュア・オノマーとカイル・ウォーカー・ピータース
ベスト8で敗退したアメリカ代表にはキャメロン・カッター・ヴィッカーズ(CCV)が出場していました。
まずは優勝したイングランド代表の二人はおめでとう!
そしてCCVもお疲れ様!

全試合出場ではなかったようですが、みんなチームの主力として出場していたようです。
オノマーとCCVは出場停止にもなっている??
しかし、素晴らしい成績だと思いますし、最高の経験値です。

負けた試合は得るものが大きいとよく言われますが、優勝という経験は1チームにしかできません。
世代別とはいえ、世界チャンピオンになるという経験ならなおさらです。
勝者のメンタリティという言葉をサッカーではよく耳にしますが、これもたくさんの勝利を積み重ねたものにしか持ち得ないものです。
スパーズがもう一段階上のレベルに上がるためには、抽象的な言葉ですがこの「勝者のメンタリティ」は必ず必要になってきます。

次なるステージを目指して

タイトルにもしましたが、これはあくまでも通過点にすぎません。
前回大会のMVPは優勝したフランス代表のポール・ポグバでしたが、期待されていた通り成長を遂げ、世界最高の選手の一人として名を轟かせるまでになりました。今シーズンは最高のポグバではなかったかもしれませんが。
しかし、その優勝メンバーも全員が飛躍したわけではありません。むしろまだ無名に近い選手ばかりなはずです。

オノマー、ウォーカー、CCV
皆、まだスパーズで定位置を獲得するには至っていません。
一番出場数が多いのはオノマーですが、それでも勝ち試合の終盤に投入されるか、最後までベンチにいることがほとんど。
怪我人の少ない時期はベンチに入ることすらできていません。
今大会を見ていた人たちは「オノマーはU-20のレベルの選手じゃない!」と賞賛している人もいたようですが、現状それがクラブでは発揮できていないのが現実です。

2年に一度行われているU-20ワールドカップですが、2大会前の2013年大会にもイングランド代表は出場していました。
その時はスパーズからハリー・ケイン、エリック・ダイアー、アレックス・プリチャードが出場しました。
プリチャードは残念ながらスパーズで花開くことはありませんでしたが、ケインとダイアーは言わずもがな主力として活躍しています。
他にも当時のメンバーにはシティのジョン・ストーンズやエバートンのロス・バークリー、サウサンプトンのジェームズ・ウォード=プラウズなんかも一緒に出ていました。

もちろんトッテナムのスタメンを奪うことが全てではありません。他のチームに入って試合に出て経験を積んで評価を上げてという可能性でもいいでしょう。
あの時ワールドカップを制覇したというのがサッカー人生のピークにはしたくないはずです。
この経験を糧により一層の努力をして、そして2年後の新スタジアムのピッチで躍動する3人の姿を見られる様、頑張っていってほしいと思います。待ってますよ。

 おわり

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