プレミアリーグが夏の移籍期間短縮を検討しているらしい

現在は前のシーズン終了から現地時間の8月31日までが移籍期間となっているが、どうやらこれをリーグ開幕の一週間前までとする案が浮上していて、来月にも可決される見通しだというニュースが出ていました。

どうやらプレミアリーグのみの変更らしく、国外への移籍は対象外のようです。そしておそらくフリーとなっている選手の登録も可能だと思われます。

制度が変更になった場合のメリット、デメリットを考えてみました。

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メリット

・開幕時までに移籍を完了させなければならないため、戦力の見通しが立てやすくなる。

今のスパーズのように、交渉がうまくいっていない、もしくは移籍金をめぐる駆け引きのために、シーズンが始まっているのに補強のことを考えなければならないというケースが減少すると思われます。
期間ギリギリだから安くても売りたい、という思惑を持つクラブは毎年ありますが、それは期限が早まるだけのことなのでうちのようなやり方は今後も行われるでしょうね。そこは変化なし
開幕しているのに主力への噂の絶えない小クラブには良い面もあるでしょう。もう補強できないとなると、断る理由にもなりますし、他のクラブが手を引いてくれる可能性もあります。

・国内移籍でもめている選手の対応に追われなくなる
移籍したい選手と売りたくないクラブが揉めてしまい、所属しているのに試合に出場できないというケースは少なくなります。
去年のパイエのように、モチベーションが下がってしまい、欠場するというのはありえますが、ただもめているよりはマシです。
ジエゴ・コスタのような海外への移籍のケースはまた別ですが、多少なりとも良くなるでしょう。

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デメリット

・外国のチームに引き抜かれてしまっても穴埋め補強ができない。
一番大きいのはこれです。
プレミアリーグのみの決定のため、国外移籍が決まってしまうと、その分の補強が行えなくなります。
金額を釣り上げて断固拒否の姿勢を見せたとしても、選手が移籍を望み、法外な金額を提示されては防ぎようがありません。
すでにインフレが止まらない中、拍車をかけてしまう可能性も大いにあります。

・実戦を通して見えてきたポイントを修正しにくい
例えば今のチェルシーのように始めの数試合の結果を受けて、補強に本腰を入れるクラブもないとは言えません。
正直これに関しては自業自得、見通しの甘いフロントが責任と取れば良いだけなのですが、これまでのやり方に慣れているクラブは最初は失敗するかもしれません。

結論

結論というか僕の意見ですが、いい施策なのではないかと思います。
というか、プレミアを皮切りに欧州全域に広まってくれればいいと思いますし、誰かがやらないと是正されないことなので。
やっぱりシーズンが始まっているのに試合に集中できないのは良くないですし、短くなっても2か月くらいはあります。実際は水面下でもっと早く動いているところもあるだろうし。

というわけで、賛成に一票

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