レアル・マドリー戦でダニー・ローズが復帰

レアル戦の終盤に約8か月ぶりにダニー・ローズが戦線復帰を果たしました。
長い長い離脱期間でしたが、大きな戦力がついに戻ってきたぞ。

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移籍の噂は過去のもの

1月31日のサンダーランド戦の負傷以降、思わぬ長期離脱となってしまったローズは出られないことへの苛立ちもあり、何かとメディアを騒がせる発言を繰り返してきました。

「僕はお金を全てだと思うような人間ではないが、みんなも僕ももっと報酬を得るべきだ」
「15年もサッカーをしてきて一度もタイトルを取れないということにはなりたくない」
「グーグルで検索しなくてもいい選手を連れてきてくれ」

そのため夏にはいくつかのクラブが獲得に動き、より大きな給与を掲示するという報道が繰り返されてきました。ウォーカーをシティに放出したトッテナムはプレミア屈指の両サイドバックを同時に失うことは避けるべく結局実現することはなかった。

本人のモチベーションは保てているのか、ファンはローズを受け入れられるのか。
心配はいらなかったようです。
レアル戦でピッチに立ったローズにはサポーターからの温かい声援が送られました。
ローズも「僕の考えも変わった。これからこのクラブのために尽くしていくよ。ファンには感謝を伝えたい。僕のシーズンはこれから始まる」と力強いコメントを残してくれました。

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左サイドは盤石の体制

絶対的なレギュラーだったローズの不在をこの長い期間一人で埋めていたのがウェールズ代表ベン・デイビス
最初こそ無難なプレーに終始しているように見え、特徴の見出しにくい選手に感じていましたが、昨季終盤から大きく成長を見せます。前線に顔を出す頻度も増え、最近ではゴール前に飛び出すタイミングが良くなり、得点に絡む機会が増えてきました。
単独突破を試みることは多くないものの、パス回しに絡む回数はチーム1となる試合もあります。クラブのデイビスへの信頼も厚く、ローズの復帰時期が見えない移籍期間も新たな選手を獲得することはありませんでした。

ウォーカー移籍後の右のトリッピアーにはまだまだな感はあるのに、左はデイビスでも戦えるのではないかという安心感すらあります。代表戦後は体調を崩しメンバーに入れず、本職がセンターバックのフェルトンゲンでしのいでいたところ完璧なタイミングでの復帰です。ありがとう。
とはいえまだすぐにフル出場できるような状態ではないようで、週末のリヴァプール戦もスタートからは厳しそう。おそらく来週のリーグカップあたりでの調整になると思われます。

二人とも完璧な状態ではまだないけど、これでレギュラークラスの選手が左サイドを争うことに。成長したデイビスがスタメンを守り抜くのか、復活したローズが奪いかえすのか。ローズにとっては来年のワールドカップのメンバー入りに向けて気合も入っているところでしょう。楽しみです。

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