PSGからルーカス・モウラを獲得

トッテナム・ホットスパーは1月31日にフランスのパリ・サンジェルマンからブラジル代表のルーカス・モウラを獲得したと発表しました。

契約は2022年までの5年間で移籍金は2300万ポンド(約33億円)です。
ここ最近の市場の状態を見るにかなり安い金額で取れたのではないでしょうか。

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プロフィール

背番号:27
ポジション:MF
名前:ルーカス・ロドリゲス・モウラ・ダ・シルヴァ
英名:Lucas Rodrigues Moura da Silva
誕生日:1992/08/13
国籍:ブラジル
身長:172
前所属:パリ・サンジェルマン/フランス

2005年にブラジルのサンパウロでデビューし、2012年にパリ・サンジェルマンへ移籍を果たしました。長く主力として活躍するも今シーズンはネイマールやムバッペの加入で出場機会が激減し、FIFAのフィナンシャル・フェアプレー制度の対策も必要となるパリから比較的安価と言える2500万ポンド(約39億円)で獲得することとなりました。

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実績十分のアタッカー

今季はリーグアンで5試合に出場し1得点とほとんど出場機会を得られていませんでした。まずは慣れと調整となるのか、はたまたこの強豪との連戦期にいきなりデビューとなるのか。もともとプレミアにいたアレクシス・サンチェスはすぐにプレーできて当然ですが、国外リーグから来た選手は簡単ではないです。シティのラポルテは加入まもなく出ていたので一概には言えないところ。

プレー動画と各種記事で情報を集めたところ、身長はないもののスピードと敏捷性を生かした純正のドリブラーという印象。主戦場は右サイドで利き足は右です。試合の流れでのポジショニングかもしれませんが、左からのプレーも見られました。

現有戦力でもかなりの攻撃力を誇るトッテナムの前線でも純粋にドリブラーという枠に分類されるのはソン・フンミンだけ。ソンは最近は試合の流れによって両サイド中央に動き回りますが、基本的には左サイドでスタートします。右はエリクセンやシソコが務めるけど縦への推進力、突破力というのは持ち合わせていない。いや、シソコは本来できるはずなんですが。まずは途中出場からになると思うのでそこでインパクトを残して欲しい。特にここのところ途中交代の選手が結果を残しているイメージがわかないのでそう言った存在になって欲しい。

2列目のポジション争いはより熾烈になり、ラメラ、シソコの出場機会が減ってしまうことが予想される。というか、早く結果を残した選手が生き残るといった方が正しいか。ボランチにワニャマが戻ってきたため、シソコのポジション争いは右サイドが中心になると思われる。ラメラは中央でもサイドでもいいのでまだ幅はある。ソンがトップもできることを考えるとジョレンテの出場機会にまで影響するかもしれません。

フランス発のドリブラーといえば3年前のクリントン・エンジ、2年前のジョルジュ・ケビン・エンクドゥとこれまでうまくいかなかったシリーズに当たる。モウラの場合は前任者たちよりは明確な実績があるので同じくくりにするのはやや失礼かもしれません。ま、プロは結果の世界。よろしく頼むよ。

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