2020年8月11日、トッテナム・ホットスパーはサウサンプトンより、デンマーク代表、ピエール=エミール・ホイビュアの獲得を発表しました。
長くプレーできるクラブを探していた
何年も駆け込み移籍ばかり見ているせいで、異様に早い動きに見えるが、開幕まではおよそ1ヶ月となり、プレシーズンもそろそろ始動する。これが本来のタイミング。我々の感覚はレヴィに狂わされている。
ところで名前の件、みんな迷っているみたいですね。ウィキによると
Højbjerg
だそう。なんか見たことない文字がある。
ずっと「ホイビュルク」だと思ってそれに馴染んでいたんだけど、確か昨年のいつかの試合で実況の人が
「2018-2019シーズンまでは『ホイビュルク』だったんですが、2019-2020シーズンから、母国語の発音に近い『ホイビュア』に登録を切り替えました。」
と言っていた記憶がある。なので来シーズン以降にメディアやDAZNが「ホイビュルク」と言いださない限り、ここでは「ホイビュア」で統一します。正直、あまりしっくりこない。ホイビュルクがいい。
印象に残る名前だからか、セインツにいた頃から認知はしていたものの、イマイチプレースタイルは覚えていない。有望な若手、のイメージだったから、数シーズン前から知っていたのだろう。先週25歳になったばかりですが、もう中堅だね。
色々な記事を見るに、スパーズに欠けている守備的なボランチの選手だそうです。ダイアーがセンターバックの周り、ワニャマも移籍した今、守備に特化したボランチはいなくなっていました。強いて言えばシソコだけど、あれは単に体が強いだけなので。ワニャマも2年ほどいないような感じだったけど。
あとニュースサイトではよく、デンベレも同じような論調で語られているのを見るけど、デンベレも別に守備的なタイプではないよね。あれも体が強すぎるだけだろ。
これでよほどのことがなければ、ウィンクス&ロチェルソの軽量級ボランチで守備がスカスカになることはないでしょう。セインツでの実績があり、プレシーズンもちゃんと参加できるなら、即戦力だ。開幕戦から期待している。
本来は守備の選手じゃないのに、人のやりくりが出来ずに守備に奔走させられていたウィンクスあたりがもう少し前に行けるきっかけになればいいと思う。ウィンクスはもっと攻撃面で違いを出せるようにならないと、特別な選手にはなれない。
これで最終盤に代えの効かない選手になってしまっていたシソコもローテーションできるようになった。あとはエンドンベレ待ち。彼に関しては相棒がどうとかいう問題ではないけど。
インタビューでは
「長年に渡ってプレーする自分の姿を想像できるクラブでプレーしたいと思っていた」
という頼もしいコメントが第一声。嬉しいですねえ。ここでのポジション争いはきっとセインツよりは厳しいぞ。
課題の一つだった守備的ミッドフィールダーは的確に補強できた。セインツではゲームキャプテンを務めるほどの選手だったはずなのに、だいぶ安い移籍金で獲得することができた。この辺はさすが会長だ。
あとはどうしても欲しいのが右サイドバックとケインの控え。セセニョン次第では左サイドバックもか。開幕までは1ヶ月だけど、移籍市場の閉幕まではおよそ2ヶ月ある。早いに越したことはないが、最後までに満足の行く夏になって欲しい。