パウロ・ガッサニーガが退団

2021年5月27日、トッテナム・ホットスパーはパウロ・ガッサニーガの契約満了に伴う退団を発表しました。

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活躍できる場所に出会って欲しい

 ちょっと仕事が忙しくて書けていませんでした。シーズン総括系の記事もユーロ開幕までにはやります。ローズの件も同日発表でしたが、この2人は独立して書きたかったので分けます。まずはガッサニーガ。

 出会いは2017年のこと。第3GKを探していたスパーズが見つけてきたのはアルゼンチン人のパウロ・ガッサニーガという男。安心のサウサンプトン経由ですが、そもそも第3GKなんて普通は出番もないわけだし、さほど気に掛かる移籍ではありませんでした。前任のパウ・ロペスなんて1試合も出なかったのでは。

 しかしガッサニーガにはチャンスが巡ってきた。ロリスが怪我で抜けたタイミングで第2GKのフォルムも離脱し、出場機会を得る。サポーターからすればフォルムは何してんねんって感じだったし、当然不安だったけれど、ガッサニーガは結果を残した。

 3番手でもプロなんだなという安定感とセービングでついにアルゼンチン代表歴まで刻んでしまった。ロリスにこそポジションは返上したがフォルムの復帰後も2番手の座は守り抜いた。ロリスが相当に不安定な時期もあったため、このままガッサニーガで行こうという声もあったくらいだった。

 もしかすると年齢の上がってきたロリスの後釜も・・・なんていう淡い期待もありながら、昨夏にジョー・ハートがやってきてからはベンチにも入れなくなってしまった。今年は久々にロリスの長期離脱もなかったので、おそらくスパーズでの出場はゼロ。なんならシーズンの後半をエルチェにレンタルされていたことさえ知らなかった。これは、自分の不覚ですが。

 長いことスパーズを見ているけど、こんなに期待されていないところからサポーターの心を掴んだ選手も珍しい。ここまで記憶に残る第3GKも珍しい。

 スパーズとしては3番手にガッサニーガは心強かったから退団したということは出番を求めてということだろう。プレミアの舞台であのパフォーマンスを見せていたのだから、もっと欲しがるクラブがあってもおかしくないのにとずっと思っている。まあビッグクラブのスタメンの器ではないかもしれないけど、次は先発できるクラブに巡り合って欲しいなと思う。

 ありがとう。ガッザ

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